体調が悪いとき・ケガをしたとき

病院に行って、できるだけ医師の診断を受けましょう

どんな病院に行けばいい?

自分が住む地域にどんな病院があるのかを調べましょう。病院によって診察する分野が違います。

病院に行くときは診療科目(〇〇科)が自分の症状に合っているかどうかも確認しましょう。

以下では主な診療科目と症状を紹介します。


● 内科

風邪や頭痛、腹痛など内臓に関係する病気を治療する

● 外科

手術的な方法などによって病気やケガを 治療する

● 耳鼻咽喉科

耳、鼻、喉を対象とした診療科

● 眼科

目を専門とする診療科

● 整形外科   

骨、関節、筋肉、神経などに関係するケガ や病気を治療する

● 心療内科・精神科

不安、不眠、うつなど、心の症状、病気を扱う診療科

● 皮膚科

湿疹、蕁麻疹、やけどなど皮膚を治療する

● 産科・婦人科

女性特有の病気の検査や治療、妊娠・出産を扱う診療科

● 歯科

歯または歯に関連した部分を治療する


☆大学近くの病院については、保健室で紹介することもできます。

★新型コロナウィルスやインフルエンザに感染した場合はこちらを参考にしてください。


病院の探し方

地域の病院情報は、市区町村役場など自治体のHPや地域の医師会のHPに掲載されています。

(休日診療の担当医などの情報も得ることが出来ます。)

①自治体・地域の医師会などのHP

東京都医師会

神奈川救急医療情報システム

埼玉県医師会

ちば医療なび

②多言語・緊急時の電話案内など

・AMDA 国際医療情報センター

言葉の通じる医療機関の紹介、医療福祉制度の案内を多言語で実施しています。

電話相談:03-6233-9266

Webサイト

③東京都医療機関案内サービスひまわり(緊急通訳制度あり)

話:03-5285-8181

Webサイト

月-金、9:00~20:00

中国語・韓国語・英語・タイ語・スペイン語

こんなときは救急車を呼んで!

呼吸、脈拍、意識がない・大量に出血している・けいれん(ひきつけ)が10分以上たっても止まらない・苦しんでいる様子が明らかに重症であり、動くことができないなどの場合

日本では、救急車を呼んでも費用はかかりません。

365 日24 時間、いつでも呼ぶことができます。


救急車を呼んだほうがいいかどうかわからない場合

急な病気やケガをした場合、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」と迷ったときの相談窓口として救急安心センターというものがあります。24時間年中無休で対応しています。

東京消防庁救急相談センター:

#7119

つながらない場合(通話料がかかります)

23 区:03-3212-2323

 多摩地区:042-521-2323

救急車の呼び方

① 電話で「119にかける

②「火事ですか?救急ですか?」と聞かれるので、「救急です」と答える

③ 状況を正確に伝える

(いつ、誰が、どこで、どうした、今どんな状態か)

④ こちらの場所、名前、電話番号を知らせる

(住所がわからない場合は目立つ建物やお店など、だいたいの場所でもOK。

電柱や自動販売機、道路標識に書いてある住所や管理番号を伝えることもできます。)

⑤ 救急車が来るまでどうすればいいか聞く

⑥ 指示通り対応する

⑦ 救急車が来たら隊員に状況を伝え、可能であれば周りにいる人で状況がわかっている人が同乗する

(できるだけ国民健康保険証や現金を持っていきましょう)

☆事故を目撃した時などはできるだけ周りの人と協力して対応をしましょう。

☆ケガや病気の人を救助をするときには、まず第一に自分の安全を確保しましょう。


お役立ちサイト(消防庁) 日本語・英語・中国語・韓国語対応

訪日外国人のための救急車利用ガイド

救急車利用マニュアル~救急車必要なのはどんなとき?~