◆チャンネル
「チャンネル」は、LINEの“グループ”と同様です。
◆ダイレクトメッセージ
「ダイレクトメッセージ」は、個人宛の連絡手段です。
◆まだ一度もメッセージを交わしていない人は、ダイレクトメッセージに名前が表示されていません。
◆“LINE”や“Chatwork”と異なり、グループを作らなくても、
8人までの複数名でメッセージをやりとりすることができます。
〜〜〜〜〜〜〜以上が基本的な使い方です。以下はテクニック応用編です。〜〜〜〜〜〜〜
Slackの機能で、特定のメンバーを指定して通知を知らせるものです。
Slackの画面
メンションを利用すると、下記のように対象の方へポップアップが表示されるので相手に送信内容を気づかれやすくなります。
通知設定
あなた
AさんにSlackでコメント送ったけど、全然返事来ないぞ。チャンネルも間違っていないし、どうしてだろう。
Aさんが、通知設定を下記のようにしている可能性があります。この場合@マークを付けずにコメントをするとAさんに通知が飛びません。
これがもし重要事項の伝達だとしたら、、、考えただけで恐ろしい(´;ω;`)
基本的にSlackのコミュニケーションにおいては、伝えたいメンバーに対して@マークを付けたほうが情報の抜け漏れ防止の観点で無難です。
メンションの種類は4つしかありません。
一つずつ解説していきます。
チャンネル内のヤホーさんにコメントを通知させたい場合は@ヤホーと入力します。
まずは、これを意識するだけでも伝達の抜け漏れが消えます。
@アカウント名
チャンネル内のアクティブなステータスメンバーのみ通知されます。
アクティブなユーザー
アクティブなステータスメンバーとは、ログインしているユーザ(Slackを開いている人)のことを指します。
チャンネルのメンバー全員に通知されます。
@hereとの違いは、アクティブでないメンバーにも通知がされることです。
@channel
ワークスペースのメンバー全員に通知されます。
つまり、特定のチャンネルに属していないメンバーへも通知が飛ぶことになります。
@everyone
「全員に通達が行くから、毎回@everyoneや@hereを使った方が楽じゃないか?」
これを実行すると、伝えなくても良い人へも通知が山のようにくるので、結果的にポップアップ通知が来ても無視される可能性が高いです。
全員通知型のメンションは必要なときだけに限定し、できるだけ@アカウント名を使用するようにしましょう。
Slackでは、メッセージ入力欄に@をつけると予測変換が表示されるのでこちらから選ぶと簡単です。
@の予測変換
メッセージの内容が長文になる場合、通常のフォントサイズだったりすると大きすぎて読みづらかったりしませんか?
そんなときには、『'''』で該当メッセージ部分を囲んでみてください。
フォーマット: '''(メッセージ)'''
すると、こんな感じに囲み線ができます。
なお、もし1行以内で文字数が少ない場合、『'』1つだけで囲むとよいでしょう。
フォーマット:'(メッセージ)'
ちなみに、『`』というマークは、バッククォートと呼ばれていて、このマークそのものを入力するには、以下をお試しくださいませ。
Windows:Shiftキー+@ボタン(半角)
Mac:commandキー+@ボタン(半角)
また、Slackは英語発祥サービスだからか、たまに上記指定が有効に効かない場合があります。
そういうときには、バッククォートの前後に半角スペースを入れてみて下さい。
(英語で言う、単語の句切れを入れる感じです。)
すると、正しく反映されます。
最近のメーラーでは、『>』で始まっている行は、先方が入力してきた内容として、装飾表示されますよね?
同じく、Slackもメッセージ冒頭に『>』をつけると、その行を引用形式で表示することができます。
フォーマット: >(メッセージ)
でも、これだと、複数行にまたがっている場合、毎回行頭に『>』をつけなければいけず、、、ちょっと不便ですね。
そんなときには、『>>>』です。
すると、それ以下の行は全て引用扱いにすることができます。
フォーマット: >>>(メッセージ)
ただ、終わりの設定ができないらしいので、メッセージの一番下で使わないと全て引用扱いになってしまうみたいなので、取扱い注意です。
もう1つ、メッセージの加工で覚えておくと便利なのは『*』です。
これでメッセージの一部文字を囲むと、太字になります。
フォーマット: * (文字)*
チャンネルが増えてくると、いろいろな相手とコミュニケーションが増えるため、一体どのチャンネルで誰と何を話したか、混乱してきがちです。
そんな時に、「あれ? この間のアレって……」という場合、最近の自分のメッセージ履歴を一覧で見る機能を活用すると、検索よりも効率的です。
操作としては、メイン画面の右上にある@を押すだけです。
すると、画面右側に直近の自分のメッセージ履歴がズラリと表示されます。
忙しい時に、こういう細かい機能が使いこなせると、まさに業務効率化ですね。
メイン画面右上の検索枠は、「このチャンネル内から検索したい」等、条件をつけて検索したい場合全てのチャンネルから検索してくれるものです。
探したいメッセージがあるチャンネルがわかっている場合、『in:』を使います。
右上の検索画面に『in:』と入力してみて下さい。
するとこのように、現在自分が入っているチャンネル名一覧と、その下に直接ダイレクトメッセージのやりとりができるメンバー一覧という選択肢が表示されます。
こちらから選択した後で、スペースを空けて検索キーワードを入れてEnterを押せば、あっという間に絞り込み検索ができちゃいます。
ex) in: #random ランチ
ちなみに、この時のダイレクトメッセージの相手を指定すると、そのダイレクトメッセージ内のみで検索が走ります。
そこが、次の『from:』との違いになるんです。
先ほどの『in:』でメンバーを指定した場合、そのメンバーとのダイレクトメッセージ内に対して検索が実施されますが、全体の中で該当メンバーからメンションが来ていたりするものを検索したいこともありますよね。
探したいメッセージをやりとりした相手がわかっている場合に使うのが『from:』です。
ex) from: @maimai
ここからメンバー指定で検索すると、Slack全体の中からそのメンバーとのチャット一覧を表示します。
Slackでは複数項目を対象に絞り込むことができる
例えばこの2人のどちらからのメッセージだったか、正確に思い出せない……という場合もありますよね。
そんなときには、複数名の指定も可能です。
このように、複数名の情報を入れてからEnterを押せば、両方を検索対象として、どちらか一方に一致している情報は全て表示されます。
(OR検索のようなイメージですね。)
探したいメッセージの大体の日にちはわかっている時は、「日付」で絞り込みましょう。
今日→on: today / during: today
昨日→on: yesterday / during: yesterday
今週→on: week / during: week
今月→on: month / during: month
今年→on: year / during: year
〜日より前→ before: ○日
〜日より後→ after: ○日
本当のことを言うと、結局英語で「from:」とか「on:」とか入力するのはめんどくさいじゃないですか。
私は正直、面倒臭いです。笑
そこで、もっと簡単に絞り込み検索をする方法。
1. 検索ボックスでなにかしらを検索する
2. 右下に「検索フィルタ」が表示される…
この検索フィルタがものすごく便利なんですよね。
チェックボックスにチェックするだけで絞り込み検索ができるし、とてもわかりやすい。
使わない手はないですよ!
Slackを使っていると、このようなマークが時々目に入りませんか?
この☆マーク、いろいろな活用法がありますが、業務で役立つ方法という意味では、ToDoとして利用するのがオススメです。
例えば案件をやりとりしていて、自分がやるべきことが残っている場合等に、この☆マークをつけておくと、自分だけが後から☆マーク一覧で見返す事ができるからです。
(この☆マークは自分専用なので、クリックして☆を付けても他のメンバーには見えません。)
操作としても、とても簡単です。
☆マークを1回押すと登録され(黄色く光るようになり)、もう一度押すことで、登録が解除され(色がなくなり)ます。
そして、これらの☆マーク一覧は、メイン画面右上の☆マークを1クリックするだけでいつでも見ることができます。
これが個人ToDoとして活用できるのに対して、グループチャンネルで、全体共有としてタスクを明確にしておきたい場合はどうすればいいでしょうか。
この時に便利なのはピン機能です。
このピンを各メッセージに設定すると、グループチャンネル全員のピン一覧で表示されます。
ですから、グループ上のタスクだったり、すぐに全員で見れる情報を置いておきたい時に、ピンは便利です。
設定も、簡単。
ピンしたいメッセージを選択し、「…」から『Pin to #(チャンネル名)』をクリックし、
確認画面でYes(はい)を選択するだけです。
すると、以下のように、そのメッセージそのものがピンされた事が明確になり、かつ、右側のピン一覧にも追加されます。
☆マークは自分にしか見えないリスト、ピンはグループ全員が共有するリストであるという違いを頭に入れて、各社毎に活用方法を考えられてみてもいいですね。
日頃、いろいろなメッセージに絵文字を活用していると思いますが、実はこの絵文字、手持ちの画像等も追加できることをご存知でしたか?
操作としては、結構簡単です。
以下のURLにアクセスして、そこで画像を追加するだけ。
https://my.slack.com/admin/emoji
1)の名前には絵文字の名前を、2)で画像をアップロードしてくださいね。
その後は、普段通り絵文字画面を開くと、一番右側の#ゾーンに、追加した画像が絵文字の1つとして表示されていて、早速使えます。
これを活用して、戦場のような職場に一瞬の笑いや癒やしの色を入れてみてはいかがでしょうか。
これらの絵文字は、自分のマークとしても使えます! → ""
LINEと同じく、チャットという機能上、いくつもの話題やチャンネルを同時に見る毎日。
特にビジネスでは、見落としが許されないのに、チャンネルを開くとメッセージがすべて既読扱いになって、困りますよね。
というわけで、未読状態に戻す方法があるのです。それも、操作はいたって簡単。
Altキー(Macはoptionキー)を押しながら、未読にしておきたい位置のメッセージをクリックするだけ。
例えば、このメッセージを上記方法でクリックすると……
クリックしたメッセージ以降、直近までの全てのメッセージが未読扱いとなります。
また、その中に自分宛てのメンションメッセージがあると、それも全て、未読マークが表示されるようになります。
一度開けてしまって未読にしたい場合や、頭が回っていないため後回しにしておきたい場合など、ヒューマンエラーの自己管理にお役立ていただけると、ビジネスマンの強い味方になるのではないでしょうか。
誰でも使えるSlackボットについて
例えば、リモートで仕事をしている時に「本日もお疲れ様♡」とSlackでチャットをした時に、誰も返信してくれなかったら寂しいですよね。
そういう時に「本日の作業報告です」とチャットした時に自動的に「本日もお疲れ様♡」みたいな返信をつけていきましょう!
Slackのカスタマイズ画面にいきましょう!下記の画像の部分をクリックしてください。
次にボットの設定
そして、ボットに自動返信して欲しい内容をいれます。
(例:本日の作業報告です)
その横に、ボットで返信する言葉を入れます。
(例:本日もお疲れ様♡)
そして保存(save)すれば登録完了です!
実際にSlackで登録した言葉を入力してみると、、、
しっかりと返信がきました!