「Sechs Lieder Op. 41」より 2. Entflieh mit mir
作詩:Heinrich Heine 作曲:Felix Mendelssohn
指揮:中西 錠樹
無伴奏混声合唱のために「廃墟から」より 第三章 葬送のウムイ
沖縄の伝承詩 作曲:信長 貴富
指揮:片桐 恭平
『Entflieh mit mir(俺と一緒に逃げよう)』は、ロマン音楽を代表する作曲家Felix Mendelssohnの曲集『Sechs Lieder Op. 41』より。熱烈な愛の歌で、一人の若者が一人の娘を愛し、親元から離れて二人で暮らそうと誘う。曲中で交互に現れるフォルテとピアノの強弱が、若者の激しく情熱的な、そして深く大きな愛を色鮮やかに表現する。
『葬送のウムイ』は被爆二世である信長貴富が、戦争をテーマに作曲した『廃墟から』の第三章。沖縄本島の勝連町平安名に伝わる「葬式のウムイ」が題材として用いられている。「ウムイ」とは「神歌」とも呼ばれる沖縄の神事で歌われる歌のことである。メロディーにはニロ抜きと言われる琉球音階が用いられており、特有の民謡の響きが感じられる。
京都大学音楽研究会ハイマート合唱団
「本気の合唱」をモットーにして、外国語から日本語まで様々な曲に取り組んでいます。「ふるさと」の名の通り、心温まる演奏を皆さまにお届けします!どうぞお楽しみください!
所在地:京都府京都市/活動人数:56人/設立年:1961年
昨年に引き続き、今年もまたこのような素敵なイベントを開催してくださった実行委員の皆様、ありがとうございます!
コロナ禍もすっかり明け、合唱活動がより自由にできるようになった昨今ですが、それでもこのような全国津々浦々の大学合唱を聴くことができる機会は相当無いと考えています。本イベントを通じて、大学間のつながりをより一層強めるとともに、大学合唱の更なる活性化に少しでも貢献ができればと思っています!
今回は2024年12月に開催しました、弊団の第63回定期演奏会の学生指揮者ステージから2曲お届けいたします。お楽しみいただければ幸いです。