混声合唱とピアノのための「希望」より いま
作詩:杉山 平一 作曲:名田 綾子
指揮:香田 裕泰 ピアノ:田島 睦子
杉山平一詩、名田綾子作曲「混声合唱とピアノのための希望」は、東日本大震災に寄せる祈りを込めた詩集「希望」から選ばれた5篇が作曲された曲集です。特に終曲である「いま」は今を生きるというメッセージを真っ直ぐに伝えている曲です。祈りをこめた力強くまっすぐな歌詞と温かいハーモニーをお楽しみください。
金沢大学合唱団
金沢大学合唱団は、毎週3〜4回集まって練習をしています。合唱に真面目に取り組み、団内行事等のイベント事は盛り上がる仲の良いサークルです。
所在地:石川県金沢市/活動人数:50人/設立年:1952年
オンライン合唱祭は、第一回目に参加させていただいたのもあり、さらに他団体の演奏を聴く機会になる上に、自分たちの演奏を他団体の方に知っていただけるというとても良い機会だと思い、参加を決めました。普段聴くことのない演奏を聴く機会でもあるため、楽しみにしています。最後に、今回もこの合唱祭を企画・運営してくださった東北大学混声合唱団の皆さん、ありがとうございます。
このたびは、第2回オンライン合唱祭という、全国の団体の素晴らしい演奏に触れることができる機会、そして私たちの演奏を多くの方々に聴いていただける貴重な場をご用意いただき、誠にありがとうございました。さらに総合第5位という評価を頂き、団員一同大変光栄に感じております。私たち金沢大学合唱団が応募した「いま」は、昨年度の定期演奏会にてアンコールとして演奏した特別な一曲です。東日本大震災への祈りを込めて書かれたこの作品を、能登半島地震から1年以上が経過した今、復興が思うように進まない現実と向き合いながら改めて歌うことに、深い意味を感じました。音楽を通じて、今も苦しみの中にいる方々がいること、そして“今を生きる”ということの大切さを、少しでも伝えられていたら幸いです。最後に、本祭を企画・運営された皆様をはじめ、全ての関係者の皆様に心より御礼申し上げます。