開催日:2024年12月22日(日)
時間:15:30〜17:30(日本時間)
場所:日仏会館509会議室&オンライン(Zoomミーティング)
【プログラム】
司会:吉川佳英子(愛知工業大学)
コメント:新行内美和(立教大学)
発表
アンヌ=クレール・カシウス(名古屋外国語大学)
「アニー・エルノー L'Evenement(『事件』)を読む ---翻訳をめぐって」
司会:吉川佳英子(愛知工業大学)
コメント:新行内美和(立教大学)
開催日:2024年10月5日(土)
時間:14:00〜16:10(日本時間)
場所:共立女子大学神田一ツ橋キャンパス 本館1140号室(本館)
〒101-8437 東京都千代田区一ツ橋2-2-1(交通アクセス)
およびオンライン(Zoom)
【プログラム】
研究発表① 中村 彩(立教大学兼任講師)
「女性作家のアンガジュマン――ボーヴォワールとその時代」
研究発表② 谷 虹陽(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
「シモーヌ・ヴェイユにおける注意と共感 ケアの倫理から出発して」
「言語的異性装研究への招待:ステファヌ・マラルメ『最新流行』(1874)を例に」
日時:2024年9月14日(土) 13:30〜15:00 場所:東京ウィメンズプラザ第2会議室A& オンライン
〈発表者〉清水 佳暁 (東京大学大学院博士課程・パリ第8大学 博士課程)
〈コメンテーター〉
横田 祐美子(横浜美術大学助教)
〈司会・コーディネーター〉
西尾 治子(日仏女性研究学会代表)
発表要旨
異性が一般的に着用するとされる衣服を身に着けることは「異性装」と呼ばれるが、性の指標となるのがこの場合は衣服であるのに対し、男性が文字言語において異性を装う場合、「女ことば」や役割語を持たないフランス語において文法的性差を超えた何らかの指標は存在するのか。またそうした事象の分析に有効な手法は何か。本発表では、まず言語的異性装の類型を整理し、その上でフランスの詩人ステファヌ・マラルメのファッション雑誌『最新流行』(1874年)を取り上げる。同誌におけるマラルメの女性一人称の文章を男性一人称の文章と比較することで、読者との関係性が文章および語彙の性質に関わる変項であることを示していく。
日時:2024年7月27日(土) 16:00〜18:00
場所:Zoomミーティング
〈発表者〉
棚沢 直子
「平塚らいてうから高群逸枝へ ––日中・太平洋戦争中に書かれた高群の寄稿文から出発して––」
「高群逸枝を始めて読んだのは数十年前のフランス滞在中である。以後、彼女の日本女性史をかなり読んできたが、それはつねにフランス女性史との比較においてだった。今回、福沢諭吉、植木枝盛、夏目漱石、平塚らいてうと、近代日本における個人思想の形成史を執筆してきたが、最後にたどり着いたのが、高群の戦中の寄稿文である。いろいろ考えさせられたので、その一端を披露したい。」