㉒サイノカミ(小躍)

㉒サイノカミ(道祖神) セーノカミともよばれています。石段を登ると正面に石神が安置されています。両手を胸の前で重ね、その上に宝珠状のものをもってます。また牛頭観音(馬頭観音)も祀られています。2基ある牛頭観音のうち手前は大正5年建立 奥側は昭和48年建立が確認でき比較的新しいものです。

牛頭坊

農耕の働き手の牛や馬が健康でいられるように、安産であるようにと願い、作られた。牛・農耕を見守るという意味から牛の被り物をかぶせ、背中から藁を生やした。また、儀式の内容を書いた紙を裏に貼って読む、「笏」を持たせ、豊作を願う儀式を行っているようにした。

(令和元年度 沼津市立大平中学校 卒業生制作)