⑫庚申塔(横代)

⑫庚申塔(横代) 道路は狭く車を止める場所もありません。うっかり通り過ぎに注意してください。向かって一番左の庚申塚は、萬延元年(1860年)の60年に1度おとずれる、庚申の年に作られたものです。庚申塔を「庚申塚」と記したものは大平地区ではここだけです。塚状の土饅頭を作ってその上に建てたのか?この場所が塚状の小山だからなのか?不明です。

不老長寿の紙 サルロー

庚申塔は江戸初期から猿を彫ったものが多い。人の体の中にいる虫(三尸)が60年60日に一回睡眠中に抜け出し、悪いことをすると天帝に報告する。庚申塔はこれを防ぐために作られたもの。この日は庚申の日と呼ばれ、寝ないようにお酒などを飲み、過ごしていたためお酒の一升瓶を持たせ、猿をモチーフにした

(令和元年度 沼津市立大平中学校 卒業生制作)