都夏季大会

ついに始まりました、平成21年度東京都夏季軟式野球大会。

つまり、高松宮賜杯予選ですよ!

言うまでもなく、我々経堂は「この大会(もしくは東日本大会)を獲るために活動している」

とすら言える面もあります。

去年の春夏、決勝で敗れ悔しい思いをしたこと、

今年の春、準決勝で競り負けたことを取り返しましょう。


その1回戦は今年の春も対戦した豊島区代表NTTドコモさんです。

勝っているとはいえ4-3の辛勝。

良い勝ち方をして勢いをつけたいところです。

そして試合は、代打の神様の称号をほしいままにしているベテラン近藤投手が先発で試合を作れば、

打線がそれに応え、3回と4回に4点づつを奪い試合を優位に進めます。

その後も2点は取られたものの、

同じくベテラン島田投手とメガネ君の継投で・・・、あれ?誰だこれ。

すみません、私この日は欠席させていただいておりまして、

菊池マネージャーが撮ってくれた写真を元にこれを書いているわけなのですが、

メガネをかけた投手が誰だかわかりませんでした。

フォロースルーの写真でかすかに”3”の文字が見えているし、

メガネかけてるし・・・、ああナベ(渡辺選手)か!と一瞬思ったものの、

確か彼(渡辺選手)は投手としては○○になったはず。考え直しました。

よく見たら北川選手だということはわかりましたが、北川君メガネかけることあるのね。

まあ、たいしたオチはありません。

※補足 この日北川選手はコンタクトを忘れ、急遽方尺選手のメガネを借りて登板しました。

そうそう、結局9-2の7回コールドという出来過ぎのスタートを切ることができました。

翌6月28日には同2回戦が行われました。


これまた春季大会で対戦のあるUNITYさん。

そのときは終盤なんとか逆転し勝利を修めましたが、NTTドコモさん同様互角以上の相手です。

しかし、なんとなんと10-2の8回コールドで勝利しました。

4回までに2点を奪われ追いかける展開となりましたが、

5回・6回に1点ずつ返し同点で迎えた終盤。

7回・8回一気に4点ずつ加えて大逆転!


投手陣は方尺選手、若林選手の疑惑の戸畑コンビのリレーで守りきりました。

一応付け加えておくと、このふたり、

先日若林選手が方尺選手にリュックをあげているのを見ました。

実は仲良しなのでしょうか?

リレーコラムも若林選手が方尺選手にバトンをあげてるはずなんですけどね。

そう、そのはず。


ともあれ、準々決勝にコマを進めることができ、目標に近づきました。

もちろんこの2試合、最終的には点差がつきましたが、

ちょっとした流れでどちらが勝ってもおかしくない試合でした。

それをモノにできたのは春の強化試合、国体予選の経験が少なからず生きているからだと思います。

この後も厳しい戦いが続くことが予想されますが、

これらの経験を生かし勝ち抜きましょう!





準々決勝前夜、雨が降っていました。

準々決勝当日早朝、雨が降っていました。

ただ、天気予報は回復傾向を示していたので、当然予定通り集合。

その頃には道路も乾き始めており、試合は予定通り行われるかにも思えましたが、

グランド状況はまだ回復には至っておらず、

試合開始を遅らせることとなりました。

結局、第1試合の開始が2時間遅れの11時となりました。

第2試合が始まったのは集合してから4時間以上経った13時過ぎとなりました。

条件は対戦相手のドンクさんも同じとはいえ、

おのおのが若干、自分との戦いをせねばなりませんでした。

が、このタイムラグは結果的に経堂に味方したと言えるかもしれません。


試合のほうは、先発方尺選手が毎回のようにピンチを背負い、

本当にどの回も点が入らなかったのが不思議なほどでした。

それでも5回までゼロに抑えた(?)のは方尺選手と守備陣の粘りの力と言えるでしょう。

一方攻撃陣はというと、4回まで無安打無得点に抑えられていました・・・。

そしてその5回の守りの途中、好投していた相手投手がご自身の荷物らしきものを持って、

グランドから出て行かれるではありませんか。

どうやら試合開始時間が遅くなってしまったために、

お仕事の都合で早退せざるを得ないこととなってしまったようです。

もちろんドンクさんにとってはお気の毒ですが、

経堂にとってはチャンスの到来でした。なぜチャンスかって?

そりゃ0対0の試合中、無安打無得点に抑えてる投手の後に投げるのは誰だっていやだし、

流れとしても試合が動くニオイがぷんぷんする場面じゃないですか。

もう2番手で登場する投手が誰かとかそういう問題じゃないですよ。

そして、その流れをモノにし、先制点を奪うことに成功しました。


6回から経堂の投手は2回戦に続き方尺選手から若林選手へリレー。

その6回にも4点を加え、試合を有利に進めることに成功しました。

2番手の若林選手は好投のロングリリーフで、

9回1死からは15年目の若手、神保選手が登板し、勝利しました。

どさくさにまぎれて写真も載せてしまえ!

ちょっとした神風が吹いたような勝利でした。

っていうかみなさん、新米マネ2人がグランドの傍らにある公園事務所前の笹の葉に、

このような短冊をつけてくれていたって知ってました?

この2人の力が、少なからずチームの勝利に貢献していることは言うまでもありません。

ありがとう!キクピー&コバピー!

翌日、準決勝が行われました。

触れていませんでしたが、準々決勝は加藤主将不在でした。

そして準決勝も加藤主将不在でした。

さらに準決勝は簔口監督も不在でした。

満を持して登場の竹内監督代行。

満を持して登場の藤井主将代行。


先発はこの日、結婚一周年を迎えた近藤選手。

点数は取られないものの、2回終了時点で降板。

ファーストでスタメン出場の菅井選手がとばっちりを受け、ベンチに下がる。

2番手の連投方尺選手は疲れを感じさせないどころか、

昨日よりも危なげない投球を見せ、チームにリズムを呼び込む。


3回ウラ、小野佑尋選手が倒れた後、

今日の1・2番コンビ、北川選手、春日選手の連打でチャンスを作り、

鈴木大輔選手が四球で歩き満塁のチャンス。

ここでこの日、結婚一周年を迎えながら不本意な投球をした4番近藤選手が、

レフト線に2点タイムリーを放つ。

続くセカンドで復帰戦の長井選手がピッチャー返しのセンター前タイムリー。

さらに後藤健選手もセンター前タイムリーで打った瞬間両手を広げての大喜び。いい表情でした。

なんと四球を挟んで5連打!どうした経堂打線!


その後も追加点を挙げつつ、方尺選手の好投も光り、7回を終わって7対1。

しかし、6点差を感じさせない末廣ヌードルズさんの迫力。

8回ランナー2人出したところで、これまたカムバック、鈴木高嶺選手の登場です。

万全ではないとはいえ、それを感じさせないほどの気迫と球威で点を与えずに凌ぐ。

そしてその裏、経堂に1点が入って結果的には8-1の勝利でした。


いよいよ次は決勝ですが、チームの流れが非常に良い上、

けが人が少しづつ戻ってきて明るい材料も出てきました。

ぜひ、祝勝会をしましょう!