[引用元]
移動判定を行うことを言います。移動判定を伴わない移動はルール上は移動とみなされません。
移動判定には二種類があります。長距離移動判定と移動判定です。
藩国をまたぐ、またはそれより長い距離を移動することを長距離移動と言います。長距離移動は特別ルールを用います。
藩国をまたがない移動を単に移動と言います。移動判定は通常の判定と同じことを行います。
移動、長距離移動には陸路、渡河、海路、山岳移動、空路、宇宙、水中、超空間の種別があり、それぞれに対応した大部品、アイドレスでないと判定に用いることができません。
輸送部隊は移動種別に応じた移動力を持ちます。
長距離移動判定は自動成功します。(評価を要求されません)ただし、90%ルールは見ます。
長距離移動判定を1回行うと1移動力を失い、すべての移動力を失うとその部隊はもう行動できなくなります。
長距離移動を代替えする部隊を用いることを言います。
陸路の移動種別を持つ長距離輸送部隊は輸送能力(輸送できるRD)を2倍にできます。このボーナスは施設に影響を与えません。
輸送施設は移動力99を持ちます。ただし、移動種別を超えることはできませんし、異なる陣営や敵国に移動することもできません。(移動力が99あるからって鉄道で宇宙に行けるわけではありません。)
施設輸送では積み替えによる輸送量回復はありません。
輸送はRD分の重さを輸送できます。(評価ベースではありません)
この時、人を輸送する際の記憶や技術は重さではないので大部品単位で除外できます。(OFFして輸送できるということです)
また、操縦のための乗員の重さなどは勘案しません。(計算に入れないでください)
輸送先で不足するRDがそのまま計上されます。
例:
宰相府は96の食料が必要です。(96人も編成するのです)
必要な輸送は96になります。
ちなみに資源も32必要なので128の輸送枠を消費します。
輸送したシフトをRDにして、その三倍の威信点を得ます。(資源のみ)
例:
宰相府に6シフトの食料を輸送したよんた藩は34点(6のRD11.39×3=34)の威信点を得ます。
輸送枠はRDを使用しますが生産地評価は評価値計算を行います。
両者はばらばらの処理で数値は同値にはなりません
輸送の場合、RDをそのまま使います。
生産地の場合、評価値をシフトさせる関係で評価値を用います。
同じ評価値に収まっていればよくてRDは=でなくて構いません
例:
玄霧藩で高物理資源80を使うことになりました。
輸送に掛かるRDは80 生産地に必要な評価は10です。
玄霧は高物理資源生産地を持たないので+5ボーナスを加えて必要なシフト量は5になります。