先日のユーザーイベントによる偵察結果を受けて、全国的な治安維持、共和国では無名騎士藩国の核対応、また共和国全域の偵察が行われることになった。
またその他の各陣営が予定していたユーザーイベントも、ここで着手していくことになる……。
# (以下ログを一部順番や文章を整理して掲載しています)
その頃核反応を停止させるために部隊が出動しようとしていたが、技術オブザーバーとして呼ばれた紅葉国の騎士、惣憂キサによって、停止の憂き目にあっていた。
惣憂キサ:「……。核反応ではないと思います。少なくとも工学的にはありえません。核原料を採掘もしてない、精製する施設もないのにどうやってやらかすんですか。魔法の方がまだ確率高いと思いますけど?」
作業がストップしてしまっているがどうしよう……
猫野 和錆:キサさんに、止めてくれたことを感謝しつつ、無名の国民がまだ地下に生き残っており、他の原因にせよ、放射線や温度上昇に対処しなければ人名が失われるため、原因を調べるか彼らを助け出すアイディアがないかお聞きしたいのですが、可能でしょうか
芝村裕吏:できはするけど。
猫野 和錆:ありがとうございます。先ほどの内容に、無名で過去ラウンドバックラーの開発が行われ、最近それ関連の事故が起きていないかを可能性として含めて、大幅な時間経過を伴わないならまず口先介入で相談を行いたいです。
キサ:「防護壁を作ることはできるかもしれません。でも……材料が。作業員はいても建築材料がありません。どこにあるんですか」
芝村裕吏:ちなみにラウンドバックラーはどこの国もこっちB世界では開発してない。
猫野 和錆:現場に危険なく舞踏体さんが近づける範囲で、原因の目視と整備知識を用いた調査を行いたいです。
中心を見つける方法としては
1.放射線の三角測量をして、中心の場所の目星をつける。
などして、目視ができる舞踏体さんが危険のない範囲で調査を行うことを提案してみます。
キサさんは放射線防護不可能だと思うので、危険がないように通信のみなどの配慮を行います。
また、中心がわかったら事務部隊で地図との照らし合わせを行って得られる情報を増やすことも提案します。
芝村裕吏:三角測量は行った。アレキサンドリア港から毎日三〇cmの速度で北に動いている。
猫野 和錆:メガフロートがあったかと思うのですが、そのメガフロートで発電プラントや、その他で何かプレイヤーが危険と感じたり、キサさんの知識で現状につながりそうなことが行われていないか事務官とキサさんの施設、建造物に関する大工さんの知識でサポートして(シフトをかけて)調査できませんか
芝村裕吏:調査はしたが怪しいところはなかった
猫野 和錆:また、無名の地形において海底観測施設があり、これらは広域に情報を集め続けていると思うのですが、何か有力な情報が彼らへの問い合わせで得られないでしょうか
芝村裕吏:攻撃を受けているようだ。
猫野 和錆:エントリー内の記載によって資材の調達を行っていると思うのですが、防壁に使えそうなものがないか確認の上、不可能とキサさんが判断する場合は事務部隊を中心として、キサさんの核融合施設評価8、材料の選別に整備士、大工さんらの知識を用いて評価14でシフトをかけて、事務判定を成功させられないでしょうか。
芝村裕吏:評価が足りない。事務判定15は必要だ。現状あるのは微々たる物で到底量が足りない。
大工のシフトは掛かりそうだね。+5.キサの1RDで+1シフトかかった。整備士は修正掛からず。15でなんとか成功したが物が動いているので防護壁も微妙な感じだ。無名全域を覆うのはできそうだがやるかね。
猫野 和錆:わかりました。この事実を藩国、大統領府、宰相府へ(情報提供として)連絡の上、撤退します。
海沿いの防壁だけでもと思ったんですが、海側で攻撃がある以上敵の可能性が高いため、危険と判断したのですが、防壁の建設は安全に行えるでしょうか
庭崎 将基(舞踏体の大工):「我々が思うに、人類居留地を決めてそこに壁を使って住まわせるが一番である。この地はすでに生身では住めない」
猫野 和錆:「ありがとうございます。現実に沿った考えだと思います。避難も考えなければならないのですが、どこか建設可能な場所に居留地を建設していただくことは可能でしょうか」
庭崎さんに無名の民がまだ地下で避難していることと、なんとか避難させた上で居留地を作ることで生存者を少しでも増やせるなら、それを実行したい旨を伝えて、現状で実現可能なプランについてのアドバイスをお願いします。
地下迷宮付近は危険だが、なるべくそこに近い場所に壁を作って人が住めるようにした。
皆が浮かない顔で巨大な灰色の壁を見ているのは、おそらく不安だからだろう……とりあえずできることをやって撤退した。
猫野 和錆:働いてくださった皆さんにお礼をお伝えした上で、国民さんたちには不安な状況にしてしまったことを心からお詫びし、無名だけでなく共和国も原因を鎮圧するために最大限努力することをお伝えいただけますでしょうか。
芝村裕吏:OK 威信点100を得た。
大法院を中心にした機械化警察部隊が帝國と共和国の長い国境線に投下されたのは六月の朝の事である。
続いてFROG、食料供給機構、帝國、共和国の国々が部隊を展開して難民支援と治安維持を開始した。
伯牙:現地と大法院との連絡連携は事前の声明として体制調整を行っていましたので、何か急務になることがあれば確認します。
芝村裕吏:蒼梧藩国部隊が道具が何もなくて毎日遊んでいると苦情が入った。
伯牙:蒼梧藩国部隊には、海法よけ藩国部隊の住居確保の対応のオブザーブを行うように指示を出します。(立地上問題がある場所がないかの確認など)
芝村裕吏:OK。しかしオブザーバーでも仕事してないと蒼梧は不人気だね。よけタイガーは人気だ。
芝村裕吏:そうこうしている間にFROG部隊が暴徒から襲撃を受けた。人狼山賊団だ。評価20だが鎮圧できる?
伯牙:蒼梧藩国部隊には加えて簡易住居の設備問題の聞き取りやそれに対応するアイディアの捻出、周辺環境で住居利用できるものの策定と実施の指揮を指示します。暴徒襲撃は、無人機部隊16に魔法医部隊A(シフト+5)と蒼21工兵第一,第二による陣地知識を利用しシフト+3で評価24を提出します。魔法医は無人機による暴徒鎮圧後の治療方面のシフト狙いです。
芝村裕吏:なるほど。無人機治療するかと思ったよ。ウェーブだったら爆発物だがリアルタイムで良かったな。
無人機部隊は無慈悲に暴徒達を制圧した。
大量の催涙弾とゴム弾で人々の心を凍えさせ、宰相府という死の国家を皆の心に刻み込んだ。
伯牙:暴徒たちの処遇については、声明文通り大法院預かりとして引き取りができるまでは無人機による取り締まり範囲内で隔離を行います。
芝村裕吏:OK。蒼梧藩国は活躍の場面が出来てなんの仕事もしない手ぶら軍隊という汚名をどうにか拭うことができたようだ。
そのうち無名の方の対応が一段落して帰還者もでて、国境付近は安定した。
威信点100を得た。成功だ。
伯牙:ありがとうございました!
協力いただいた藩国のみなさんへ感謝の表明を行い、また帝國・共和国両総統にも理解の対応と配慮について改めて感謝の表明を行います。
ちなみに今回テロリストやクロスアクシャの活動の影は見えましたでしょうか?
芝村裕吏:テロリストというか、人狼の一部が食料欲しさに襲いかかってきたな。クロスアクシャは影も形もない。
damrey:人狼の人たちにも食料が行き渡るように動きたいです。飢えることがないように対応させてください。
芝村裕吏:安全ではない可能性が高いが構わない?
伯牙:ここはFROGさんには心苦しい思いをさせますが、大法院が管理対応できる分での食料分配についてのみ今回の対応でということで妥協点作れませんでしょうか?
芝村裕吏:そっちがいいかも。
伯牙:ダムレイさんがOKでしたら、そちらで対応をお願いします!
damrey:その方向でお願いします。一点だけ危険でないならば、「武装解除し、大法院の管理化にはいるのであれば、食料の供給が受けられる」と伝えることはできますでしょうか?一応護民官でもありますので、できる限り更生に便宜を図ることも申し添えたいです。危険があるようならスキップしてください。
芝村裕吏:分かった。
ぽち皇帝が秘密裏に宰相府の迎賓館から運ばれたのは九月の中日である。
医師である猫野和錆は何事もなく出勤、治療に取りかかった。
脳だけの身体になっているぽち皇帝に人の形を与える。そのための治療である。
特に襲撃もあわず、治療は開始された。あたらしいぽち皇帝の身体は、彼女本来のものではなく、皆が思い描くぽち皇帝そのままの姿だった。本人がそれを強く望んだのである。
治療の難易は12。簡単に成功したよ。
こちらの時間で一分ほどで目が覚めるだろう。
エントリー者はお見舞いをしたければしても良いし、話しかけても良い。
伏見:「……おはようございます。御気分は、いかがですか?」
ぽちは自分の見慣れない手を見た。
ぽち:「……すぐにこの違和感にも、慣れるのでしょうね」
伏見:「はい……ともあれ、お会いできて、うれしく思います」ベッドの傍で立っています
ユーラ:「でも、ほねっこのみんなにとって亜細亜ちゃんはいつまでも亜細亜ちゃんだから。だから、大丈夫。変わらないよ」
ぽち:「……ありがとう。後ほねっこの忠節、いつもこの心にあります。皆に、感謝を」
ユーラ:ぽち陛下として振る舞うことで自身の気持ちに折り合いを付けようとされているように思います……
ユーラ:「皇帝陛下の望みとあらば帝國の臣民全てが実現のために動きましょう。我々ももちろんです。ただ、忘れないで下さい。皇帝ではないひとりの女の子のわがままを、我々は喜んで引き受けます」
ぽち:「ありがとう。私のわがままはただ一つ。誰よりも皇帝であること」
ユーラ:「かしこまりました。ならば我々後ほねっこ男爵領一同、変わらぬ忠誠を誓います。その御心を守ることこそが我々の使命です。なんなりと申しつけ下さい」
ぽちは、一瞬だけ泣きそうな顔をしたが、すぐに微笑んだ。
ぽち:「ありがとう。我が帝國はどうかしら。民は……」
伏見:「各国藩王も壮健にしております。些事はございますが、各藩とも陛下がお帰りになる場所となりえるため、奮起しております。もちろん、私の藩も」
ぽちの瞳に光が戻ったように見えた。無限の義務を負う事を許された藩王を束ねる者の目だった。少女は死んだのだ。
ぽち:「ならば、奮起に答えなければ。そうだ。一つ、依頼をしても?」
伏見:姿勢を整え、笑みをつくります。その目を見て、この一生をこの人の為に使うのだと決めて。
伏見:「なんなりと。あなたの頼みであれば」
ぽち:「わたしのためにI=Dを」
伏見:「かしこまりました」強く、頷きます。
ぽちはにこっと笑った。
ベッドに倒れた。
ぽち:「疲れちゃった。でも、明日から頑張ろう……」
そしてぽちは、ちょっとだけ笑った。こちらの方がそれらしかった。
治療は終了した
その頃。共和国では偵察部隊が動いていた。
全国偵察である。戦闘機の護衛付きの偵察だ。共和国の空はいつも曇りで、食糧不足は深刻そうなのがすぐ分かった。
全国を見て回るには難易20が必要だ。
階川雅成:判定は予定通りこちらを使用します。基礎部隊評価12にシフト+15(上限により12)で評価24の想定です。
芝村裕吏:結構あまりそうだけどどうする?
階川雅成:領海を含めた共和国の圏外も、移動力に余裕を持たせられる範囲で調査を行います。夏が無名騎士を襲った熱を示すとしたら、冬がFEGを襲うという予告もありますので、低温の接近には留意します。
芝村裕吏:FEGのタワーが倒れてからずっと冬が来てるんだよ。共和国全体が食糧不足に悩んでいる。
階川雅成:それは、T20の戦いで超高層建築物が倒れた事による粉塵によって上空が塵で覆われ、日光が共和国全体に届いていない、という意味合いでよいでしょうか?
芝村裕吏:ええ。粉塵が雲の核になってるね。
海からは続々と4000m級海法ぽいのがいる。
幸いにも数は少なく30体ほどのようだ。
一体があなたがたに気付いて魔法を詠唱している。
TILTW
階川雅成:高度を落として地形に隠れます。こちらの対処は必ず行いますが、今はBIG海法さんから逃れ、情報を正しく共有する事に努めます。各国の情報も個別にいただけますでしょうか?
芝村裕吏:OK。偵察を終了した。
FEG 寒くて凍え死にそうになってる。国民が人間の姿を捨てていっている。
akiharu国 密林がなくなりそうだ。生物死滅しそう
るしにゃん 森がなくなりそうだ。生物死滅しそう
よけ藩国 無事。
玄霧藩国 無事。
ゴロネコ藩国 無事。
紅葉国 進撃の海法Mk2に襲われつつある。
無名騎士 進撃の海法が続々上陸している。国民が人間の姿を捨てていっている。
リワマヒ 密林がなくなりそうだ。生物死滅しそう。
鍋の国 密林がなくなりそうだ。生物死滅しそう。
フィーブル 穀倉地帯はなくなった。飢餓酷い。
レンジャー連邦 比較的無事。
世界忍者国 活発な地上戦。内戦状態か。
ナニワ 多分無事。
階川雅成:そして情報ありがとうございます。この情報をもって共和国全体で対処を行う旨を各国に連絡します。参加部隊への労いと感謝を伝え、活躍を賞賛します。レンジャー連邦、ナニワアームズ商藩国、鍋の国、無名騎士藩国、FEGのみなさんに感謝です。
もし可能でしたら、無事とそうでない国を分けている条件というか、どういった理由で無事であるのかの情報もいただけますでしょうか?
芝村裕吏:多分魔法だと思うよ。あと、レンジャー連邦は僻地の砂漠国で、余り影響を受けてなさそう。
階川雅成:なるほど。この場合、雲による食料不足は各国共通して発生しているものの、それとは別枠として襲ってくる相手が魔法を使っているため、魔法抵抗力の高い国ほど被害が出ていない、という考え方でよいでしょうか?
芝村裕吏:さて。偵察部隊は魔法がつかえないのでなんとも。
階川雅成:承知しました。ありがとうございます。
芝村裕吏:威信点100を得た。
帝國は弓下嵐の指導の下、大規模な経済政策に着手していた。トナン計画。皇帝は笑顔で、よーし、判子おしてあげると述べた。
この計画。宇宙開発を見据えた大規模な景気刺激策である。FVBに大規模な資本投下をし、莫大な人口をかかえる宰相府が移民を募った。
一方、暁の円卓では迷宮冒険組合が立ち上げられ、地下迷宮由来の資源や宝を掘り出してどんどん帝國諸国に放流をはじめた。帝國経済圏にはじめて低物理国家が組み込まれた瞬間だった。神聖もこの流れに乗り、絶望的な経済状況から一息つくことができた。
帝國諸国がせっせと官僚団を用いて経済政策をやり始めると、数年で経済が良くなってきたような気がしてきた。一方で一人頭の給料は下がった。何かしてもいいし。なにもしないでもいい。
弓下 嵐:貨幣を刷って、物価に合わせた昇給を計画します。
OK。積極財政を行いインフレ誘導した。中央銀行欲しい!
しかしなんとか経済的成長の筋道は立てられた気がする。
好調のままターンエンドを待つことになった。宇宙開発技術もゆるやかに各国に流れつつある。まず成功といっていいだろう。
威信点100を得た。
弓下 嵐:ありがとうございます!
芝村裕吏:すばらしい
弓下 嵐:ほんと、私の適当なアイデアをちゃんとみんなが認めて協力してくださったおかげで助かりました。各国のみなさんの勝利だと思います。
経済的には成長基調にあり、蒼梧藩国ではびこる武力ニートたち、通称モヒカンたちの勢いはどんどん弱まりつつある。余勢を駆って蒼梧藩国政府は決定的打撃を与えようと摂政戸田を立ててメディア戦略を開始した。
しかし……受け皿の一つであるメード学校は、意外に不調だった。厳しいしつけに突いてこれなかった上にモヒカンは男ばかりだった。
残念だ……
平林:……て、帝國にはメードガイの伝統があったと思うのですが!
芝村裕吏:新参国家にはそれがなかった。
芝村裕吏:イラスト評価2を加えても11+2+5 リクエストには2たりなかった。所詮血塗られた道、藩王自らモヒカンとなって不良モヒカンを殺していくしかないのか……
平林:あれ、スクエア=タサンがおりますし、犬森さんもT20からメードガイなのですが、まだ浸透が不足しているのでしょうか……。
芝村裕吏:部品ある?
平林:メードガイの犬森さんはこちらになります。蒼梧藩国におけるメードガイ文化の歴史が詰め込まれたPCとなっております。
芝村裕吏:提出すればどうにかなるかもしれませんが、行動済みになりますよ。
平林:おっと、行動済みになるのでしたか。どうにもならない場合は致し方ないのですが、できれば他の手で行きたく。こちらの就業支援センターはどうでしょうか? 難民向けではありますが、ニート向きでもあるかなと。
芝村裕吏:たしかにこれは使えそうですね。これでならシフトがえられるでしょう。これでいいですか?
平林:はい、難民支援センターでモヒカンの皆さんに就業支援をさせていただくということで、よろしくおねがいいたします。
最初からこうすれば良かったという話もありつつ、モヒカン問題は就業支援センターの支援によってほぼ解決した。治安部隊による武力制圧などをせずに、初めて蒼梧藩国は政治問題を自ら処理できた。
威信点100を得た。
# 1. 星見司による4000m級の拷問吏等の巨人対策を実施する模様。具体的には、以前神々が巨人を無効化したことから、神様に相談してみよう、としている。
# 2. 伏見さん指揮でクロアク対策が打たれる見込みです。基幹はカレンさんと鈴藤さんになりそうとのこと。
# 1. 西風の魔法(FEG上の雲の排除)は提出して本日の判定待ち。
# 2. 経済政策は現在準備を進めていて、本日提出を目指す。
# 3. 世界忍者国対応も現在準備を進めていて、同じく本日提出を目指す。
# 平林さん、十五夜さん、情報提供ありがとうございます。