【書評】ペーター・パンツァー、沓澤宣賢、宮田奈奈編『1873年ウィーン万国博覧会:日墺からみた明治日本の姿』思文閣出版、2022年。
【評者】鈴木楠緒子(文部科学省教科書調査官)
【編者・執筆者リプライ】
編者:沓澤宣賢(東海大学名誉教授)
執筆者:堅田智子(関西学院大学助教)
一日目(10/7)
佐藤健人(早稲田大学大学院修士課程)
「ボヘミア連合規約の運用実態の検討―1619年8月の軍事援助をめぐる交渉を事例として―」
堺太智(早稲田大学大学院博士課程)
「「ナポレオン帝国」とイリリア諸州の統合ー「軍政州」の創設を巡ってー」
山田朋子(明治大学・専修大学)
「19~20世紀転換期のポーランド人社会と売買春をめぐる諸問題」
村上亮(福山大学)
「第一次世界大戦の開戦原因論におけるボスニア併合の意義:ブフラウ会談をめぐって」
二日目(10/8)
直井大河(明治大学大学院修士課程)
「ナチ期ウィーンにおけるユダヤ混合婚家族の生活史」
吉田友香(東京外国語大学大学院博士課程)
「ポーランドの地域社会におけるホロコーストの想起」
小シンポジウム「ハプスブルク帝国の継承諸国における反ユダヤ主義の展開」
趣旨説明(井出匠)
報告① 野村真理「黒いウィーンの反ユダヤ主義」
報告② 姉川雄大「戦間期ハンガリーにおける反ユダヤ主義・人種主義と複合差別体制」
報告③ 井出匠「両大戦間期のスロヴァキアにおける反ユダヤ行動」