2010年

●東欧史研究会・ハプスブルク史研究会2010年度合同研究報告会(10月9日・10日、聖心女子大学)

村上亮(関西学院大学・院)

「ハプスブルク統治下ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける土地償却政策の展開―特権農業・商業銀行の設立過程にみる二重帝国体制の一側面―」

市原晋平(神戸大学・院)

「18世紀後半トランシルヴァニアのジプシー集団―財務局史料に見る『国庫のジプシー』と周辺社会との関係の一端―」

井出匠(早稲田大学・院)

「地域社会のなかの「ネイション」―20世紀初頭のルジョムベロクにおけるスロヴァキア・ナショナリズム運動―」

岡本佳子(東京大学・院)

「世紀転換期ブダペシュトにおける「近代演劇」受容について―ターリア協会の活動とルカーチ・ジェルジの演劇論から―」

桑名映子(聖心女子大学)

「マイヤーリングの悲劇とハンガリー人外交官―皇太子ルドルフの書簡をめぐって―」

岩崎周一(一橋大学)

「『帝都』ウィーンの宮廷社会 1650―1800年 」