挿入メニューは、「基本編」の「編集操作の基本」で説明している「テキストボックス」など4項目とコンテンツブロック以外に16個のメニューがあります。
16個の内、①~⑥と⑧は編集作業に利用するもので、このページで説明しています。
NPO等の団体での活用を想定して、⑦ソーシャルリンク、⑩カレンダー、⑪地図とGoogleサイトで利用すると便利な⑭スプレッドシートについては、応用編の個別ページで説明しています。
⑨~⑯はGoogleで利用できるサービスプログラムのデータを取り込みためものです。
⑮フォームは、HPに貼り付けるより、リンク設定が簡単で便利です。ここでは、説明を省きます。Googleフォーム作成方法は、「PSW」で説明していますので、必要あればご参照ください。
挿入メニューの詳細
編集に利用する挿入メニュー下図の①~⑥と⑧はについて順に説明しています。
下図は、団体リストを索引で分けて表示している事例です。「ア」~「ワ」で始まる名称の索引で表示する場合、それぞれのリストも表示すると下に長くなってしまい、索引部分が見えにくくなります。索引だけ表示して、クリックした時にリストを表示する仕組みです。索引の部分(「ア」など)をクリックすることで、その中データが表示されます。
「折りたたみ可能なグループ」をクリックすると2段のテキストボックスになります。
上の段が大きい、下の段が小さいフォントサイズに設定されていて、右側に上向きマーク(赤丸部分)があります。
例として、上段に「あ」と入力し、下段には下図のように文字を入力しました。入力後にテキストボックス外にカーソルを移動してクリックすると、その下図になります。下段のテキストボックが消えて、右側に下向きのマーク(太赤丸)が表示されます。下段を表示させるクリックボタンになります。
目次は、ページ内のコンテンツが多い場合など、ページ内の情報にアクセス(移動)しやすくするページ内のリンク機能です。
このページは目次設定しています。ページトップに目次欄があります。
目次の作り方は、テキストボックス内で目次とする文字列の文字スタイルを「見出し」と設定した後、編集メニューの「目次」をクリックするとページトップに目次のテキストボックス(セクション)が作成されます。テキストボックスの文字スタイルと連動するようになっています。
ワードなどオフィスソフトなども同様に仕組みです。
文字スタイルには、下図のように「見出し」と「小見出し」があります。2段の階層になる目次までつくることができます。
複数の画像をスライドショーのように順に表示させる機能です。
挿入メニューの「画像カルーセル」をクリックすると「画像を挿入」の画面が表示されます。
「+」をクリックし、「画像をアップロード」か「画像を選択=Googleドライブ内から」を選択して画像をこの画面内に順次入れていきます。(最低2枚は必要です。
注:shiftかctrlボタンを併用して複数枚を一度に選択も可能です)
4枚目がページに挿入された図です。写真の下に5つの「・」点が表示されていますが、これが挿入した枚数です。点線の赤枠は説明文が入る場所です。
プレビューで見たものが、下図です。画像にカーソルが当たると画像左右に「<」・「>」のマークが現われ、クリックすると次か前の画像を表することができます。自動で順次表示させることもできます。
歯車マークのクリックしてカルーセル編集画面の歯車マークをクリックすると下図メニューになります。3つの項目の設定です。①は画像下に「・」を表示か非表示か、②説明文を入れる(テキスト枠)を作るか、③は自動再生にするか手動か、の設定です。自動再生は4種類の速度を選べます。「中」で約3秒です。
注:カルーセルの編集画面は最初の図では「画像の挿入」と表示されています。一度挿入以後は「カルーセルの編集」に変わります。「挿入」ボタンも「更新」と表示されます。
説明文は、「カルーセルの編集」画面で、各写真にカーソルが当たると「テキストを追加する」から文字を入れることになります。
ボタンは、リンク(ページ移動や他のサイトへの移動)のための背景色のある文字枠等が作れます。PDFを張り付ける場合のボタンなどの利用が考えらます。
挿入メニューの「ボタン」をクリックすると下図が表示されます。名前=画面に表示される文字列を入力し、リンク先を設定します。他のウェブサイトやGoogleドキュメント内のPDFであれば、そのURLを入力します。、他のページへの移動の場合は、リンク内でクリックするとページ一覧が表示されるで、こちらで選択します。
注1:ボタンの背景色や表示設定は、テーマ編集で変更することができます。応用編の説明を参照してください。
注2:Googleドライブ内のPDFなどのデータ表示の場合は、データの共有設定が必要です。「応用編」の「ドライブ」に説明があります。
⑤と⑥の間が2行分のスペーサーを入れています。
最近の追加された機能です。Googleサイトでは、下に行を増やしていくためには、テキストボックスで空白行(改行)で必要な幅(空白の枠)を入れてきました。このスペーサーはその代わりとなるもののようです。
編集状態では、スペーサーは点線枠として表示されます。(下図)
挿入メニューの「スペーサー」をクリックすると1行分のセクションが入ります。テキストボックスでは無いので文字は入れられません。(当たり前ですね)
コンテンツブロックで少し説明しましたが、図や写真などのコンテンツを挿入する枠を作成するものです。コンテンツブロックに適当なものが無い場合は、このプレースホルダーで作成します。
挿入メニューの「プレースホルダー」をクリックし「+」をクリックし挿入方法やコンテンツを選択します。
上図の画像挿入後に「アンクロップ」したのが右図です。
プレースホルダーでは、アクロップすることで元の画像サイズに対して上下左右のサイズに自動で変更してくれます。
縦長なや横長など、挿入する画像サイズを想定して「プレースホルダ―」を挿入後にサイズを調整して置くとアンクロップしなくても収めることができます。
コンテンツブロック同様に説明文のテキストボックスを追加することも可能です。
編集に慣れてくるとコンテンツブロックより自由度が高いので、こちらの方が使い勝手がよいと思います。
私は、プレースホルダーを挿入しサイズ調整しておいて、画像は画面へ直接コピペします。それをドラッグでプレースホルダーに収める方法を通常利用しています。
画像のサイズ調整など詳細な編集方法は、「応用編」の「画像・PDF」を参照してください。