Googleサイトのメリットとしている「共同編集」方法と「オーナー権限の譲渡」について説明します。
GoogleサイトでNPO・地域団体でHPを作成する場合のGoogleアカウントについて、「スタート編」の「事前準備」では、団体アカウントを利用(取得)することを推奨説明しています。しかし、スタッフ用や個人アカウントを利用するケースもあると思います。その場合、スタッフが代わる場合など「オーナー権限の譲渡」が必要になります。
共同編集には、共同編集者を追加することになります。
画面右上の「他のユーザーと共有」をクリックします。
下図の画面の「ユーザーやグループを追加」に共有設定するメンバーのメールアドレスを入力します。
注:編集アカウントのGoogleメールにアドレスが登録されていると一覧が表示され選択することができます。
メールにアドレス入ると下図に変わります。右側が「編集者」と表示されます。「通知」にチェックが入っていますので、メッセージ欄に連絡事項を入れて「送信」ボタンを押すとメールが送信され、共有設定が完了します。(相手側の承認手続きはありません。)
通知が不要であれば、「通知」のチェックを外します。この場合は下図になり、「共有」ボタンに変わります。
補足:「編集者」をクリックして表示される「公開済みアイテムの閲覧者」とは、公開したサイトを閲覧できるユーザーを制限する場合の指定です。団体メンバーやプロジェクトメンバーだけで情報共有するようなホームページを作成する場合に利用する設定です。
この設定には、先に説明した「共同編集者」の設定しいることが前提になります。
共同編集者追加の同様に画面右上の「他のユーザーと共有」をクリックします。「アクセスできるユーザー」が2名(以上)が表示され、オーナーと編集者になっています。
権限を委譲する編集者の「▼」をクリックします。
下左図のように「オーナー権限の譲渡」が表示されます。ここをクリックすると下右図の表示になり、「招待メール」の送付になり、送信します。
「〇〇さんからGoogleサイトのオーナーとして招待されました」との招待メールが送られます。届いた側で、メールの承認リンクをクリックすると権限移譲が完了します。
補足:このオーナー権限権限の委譲は、Googleのフォームなど他のGoogleサービスでも同様にして行うことができます。