FedExと一言で言っても
日本郵便の「eパケット」「EMS」のように種類があります。
※1「FedEx料金表」に載っている金額がそのまま送料になるのではなく、その金額を元に手数料、サーチャージなどを掛け合わせて送料を算出します。
※2「FedEX料金表」の「FedEX IP」「区分E/F」にて、3kgより3.5kgの料金の方が安くなっておりますが、元々の料金表の影響ですので、間違いございません。
※※【重要】※※
DHLと同じく、システムで発送時に引かせていただく送料は「みなし送料」です。クーリエから届く請求書で確定した送料と差額が発生する可能性があります。
差額処理が発生する期間は「毎月月末~上旬」となっておりますので、デポジットがマイナスにならないように多めにご入金いただきますよう、ご協力をお願いいたします。
<FedEx料金表の見方>
<容積重量について>
DHLと同じく、FedExも「実重量」と「容積重量」を比べ、より重い方を元に送料を算出します。
●容積重量の計算方法:(a辺 x b辺 x c辺) ÷ 5000
・計算例
(24cm × 28cm × 17cm) ÷ 5000 = 2.2848(2.5kg)
⇒この場合、実重量が0.5kgだとしても容積重量が2.5kgなので、2.5kgで料金表を見て、送料を計算します。
<繁忙期割増金とサーチャージの注意点>
1)料金表の金額も、繁忙期割増金も全て非課税です。
2)繁忙期割増金の特徴
①1キロ単位で計算します。500グラム単位の計算ではありません。
②1キロ当たり20円の地域がありますが、
最低110円課金されるというルールがあるため
5キロ未満は全て110円
6キロ120円、8キロ140円
となります。
③アメリカ、カナダ、メキシコ、プエルトリコおよび米領バージン諸島、アジア太平洋地域は、1キロ110円になります。
④発送先がオーストラリア、ニュージーランドおよびその他指定地域の場合、1キロ220円になります。
⑤頻度はまばらですが、金額が更新されます。
※詳しくは、下記の「FedExサーチャージ等諸料金詳細」ページの「繁忙期割増金」の欄をご確認ください。
https://www.fedex.com/ja-jp/shipping/surcharges/other-surcharges.html
3)燃料サーチャージは、毎週下記のページで1週間ごとに更新されます。
※発送依頼をした日ではなく、集荷をした日で燃料サーチャージが決まります。
■燃料割増金(サーチャージ)について
https://www.fedex.com/ja-jp/shipping/surcharges.html
<送料の計算方法>
料金表の金額 + 繁忙期割増金(最低110円) × 燃料サーチャージ
※先に「発送先国の区分」と「発送日の燃料サーチャージ率」を調べておくと計算がスムーズです。
「発送先国の区分」はページ上部にある「fedex料金区分表」で、「発送日の燃料サーチャージ率」はすぐ上の「燃料割増金(サーチャージ)について」のリンクから調べられます。
<計算式の例>
●アメリカ宛に0.5kgをFedEx IP(pack)を利用して発送した場合
・アメリカ:区分E
⇒FedEx料金表で「FedEx IP(pack)」「区分E」「0.5kg」:1,888円
・アメリカ宛の繁忙期割増金(最低110円):0.5kg×110円=55円となり、最低金額を割ってしまうので、この場合110円が割増金となる
・発送日1/18の燃料サーチャージ :14.00%
(1,888円 + 110円 ) x 1.14 = 2,277.72(2,278円)
(小数点以下繰り上げ)
●オーストラリア宛に3kgをFedEx IPを利用して発送した場合
・オーストラリア:区分U
⇒FedEx料金表で「FedEx IP」「区分U」「3kg」:5,420円
・オーストラリア宛の繁忙期割増金:1kg220円(220円×3kg=660円)
・発送日3/15の燃料サーチャージ:16.50%
(5,420円 + 660円) × 1.165 = 7083.2(7083円)
※オーストラリアは「地域外配達料(遠隔地手数料)」がかかることが多いので注意。
地域外手数料がかかった場合、(5,420円 + 660円 + 2600円) × 1.165 = 10112.2(10112円) となります。
<アメリカの区分について>
アメリカは2つの区分に分かれているので、料金表を確認する際はお気をつけください。
●Eのエリア(アメリカの西側の州)
コロラド州、アイダホ州、ユタ州、アリゾナ州、ネバダ州
カリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州
●Fのエリア(アメリカのその他の州、およびカナダ)
フェデックスを使うのが初めての方の場合は、
「IPってなに? IEってなに? パック? エンペローブ?? どれを選べばいいんだー!」となると思います。
《発送方法の種類》
① FedEx IP(pack)
② FedEx IP
③ FedEx IP(envelope)
④ FedEx IE(コロナの影響で、現在提供しておりません)
【1】小さくて1万円以下のものなら「FedEx IP (Pack)」を選ぶと良いでしょう!
《メリット》
このプチプチ袋に入れば、容積重量は不問となり、実際の重さでの料金計算となります。
・・・安くあがります。
《デメリット》
100ドル(約1万円)を超える物は入れられません。入れると、強制的にIPの送料計算になります。
※箱状のものをFedEx IP(pack)で発送すると、破損する確率が非常に高くなります!
FedEx IP(pack)は輸送時にコンテナ内で他のお荷物と重なり合うため、外部からの圧力で箱が潰れてしまうことがあります。
フィギュア等の箱がついたものや、押し潰れてしまうと商品価値が下がってしまうものは、FedEx IPでの発送をお勧めいたします。
【2】少し大きさのあるものや、1万円より高い物は「FedEx IP」を選ぶと良いでしょう!
基本的には、現在は「FedEx IP」が一般的です。
《理由》
1.コロナの影響で、アメリカも、ヨーロッパも「FedEx IE」(インターナショナル・エコノミー)が使えないからです。
2.「FedEx IE」(インターナショナル・エコノミー)は安いのが売りですが、弊社提供の「FedEx IP」(インターナショナル・プライオリティ)は十分安くて、100円くらいしか違わないので、「FedEx IE」を選ぶメリットがないからです。
※「FedEx IP」は専用の箱はありません。
今までどおり、段ボールやプチプチで再梱包をして発送を致します。
【3】「FedEx IP (envelope)」は、書類専用です。
「FedEx IP (envelope)」(エンベロープ)は書類専用の平べったい封筒です。
本来はA4ドキュメントなどを入れるイメージですが、
自己判断で、本やCDを送る時に選択していただくことができます。
※ FedExでは「私書箱」(PO Box)のご住所では受付できません。
《オプション料金の一部です》
地域外配達料・・・2,600円
特別取扱料金
①寸法・・・700円
(一番長い辺が121cm超、二番目に長い辺が76cm超、または長さと胴回りの合計が266cm超のサイズの貨物に適用。オーバーサイズ料金とは重複しません)
②フレイト・・・22,300円
(最も長い辺が157cmを超えるフレイト取扱いユニットを含む貨物に適用)
オーバーサイズ料金・・・8,800円
(最も長い辺が243cm超の場合、もしくは長さと胴回りの合計が330cm超のサイ ズの貨物に適用)
配達先住所の訂正・・・1,420円
※こういった各種、独特の条件もありますので、見込みの金額より高くなる場合もあります。
あらかじめご了承下さい。
■FedEx手数料一覧
https://www.fedex.com/content/dam/fedex/international/rates/fedex-rates-sur-ja-jp-2021.pdf
【地域外配達料について】
リストにある郵便番号、または郵便番号のない国・地域の場合は都市名が、配達先に含まれている場合に適用されます。
■INTERNATIONAL OUT-OF-DELIVERY-AREA AND OUT-OF-PICKUP-AREA SURCHARGES
(発行日:2021/1/18)
https://www.fedex.com/content/dam/fedex/us-united-states/services/Zipcodes_OPA_ODA.pdf
(1)保障にかかる料金
貨物価格12,500円までの商品:0円
貨物価格12,501~25,000円までの商品:170円
貨物価格25,000~37,500円までの商品:340円
以降は12,500円ごとに+170円
(2)システムでの設定方法
※発送部署にお荷物が到着する前までにご設定ください。
️️<FedExで発送するお荷物全てに保障をつける場合>
①「設定」→「全般設定」にある「FedEx保障有無」の項目で「有」を選ぶ
②下の保存ボタンを押して保存する
️<個別に保障をつける場合>
①「受注データ一覧」から該当管理IDを検索し、「詳細確認」のボタンを押す
②発送情報詳細の「FedEx保障有無 ユーザー指示」の欄で「有」を選ぶ
③下にある「発送情報更新」ボタンを押す
※保障の詳細に関しましては、下記ページの「従価料金」の箇所をご確認ください。
■FedEx手数料一覧
https://www.fedex.com/content/dam/fedex/international/rates/fedex-rates-sur-ja-jp-2021.pdf
(1)関税支払者選択とは
税関で請求される関税や付加価値税などの税金を、荷送人か荷受人のどちらが支払うか、発送時に選択できるサービスです。
荷送人が関税を支払う場合、FedExに立て替えを依頼することができます。
(2)関税元払いにかかる手数料
関税などが5万円以下の場合:1,000円
関税などが5万円以上の場合:関税などの2%
※全ての金額が確定してから、後ほどデポジットより引かせていただきます。
(3)システムでの設定方法
️️<FedExで発送するお荷物全ての関税を元払いにする場合>
①「設定」→「全般設定」にある「FedEx関税支払い」の項目で「発送者(荷物を発送する側)」を選ぶ
②下の保存ボタンを押して保存する
<個別に関税を元払いにする場合>
①「受注データ一覧」から該当管理IDを検索し、「詳細確認」のボタンを押す
②発送情報詳細の「関税支払者 ユーザー指示」の欄で「発送者(荷物を発送する側)」を選ぶ
③下にある「発送情報更新」ボタンを押す
●送れない国について
・ロシア ・・・ 個人間のお取引は不可となっており、法人から個人は可能ですが、「インターネット通信販売を行っている会社」限定で、「事前に送る商品が掲載されている」、「自社の通信販売サイトをFedExに登録しておく」必要があるので、現実的に不可。
・中国 ・・・ 個人使用品に限る1,000元以下。 購入者が身分証明書、売買証明書、非販売証明書など様々書類提出が必要です。
・ブラジル ・・・ 税金が高額、且つ税関検査になると個人での輸入許可は現実的に不可。
また、下記の国では、FedExで作成するインボイスを使うことができないため、オリジナルのインボイスを作成する必要があります。
弊社では「対応除外国」として発送は致しません。
(括弧内は国/地域コードです)
・アルバニア(AL)
・オランダ領アンティル(AN)
・アルバ(AW)
・ボスニア・ヘルツェゴビナ(BA)
・バミューダ(BM)
・カリブ海オランダ (BQ)
・バハマ諸島(BS)
・キュラソー島(CW)
・アルジェリア(DZ)
・グレナダ(GD)
・グアドループ島(GP)
・ケイマン諸島(KY)
・セントルシア(LC)
・リビア(LY)
・モンテネグロ(ME)
・サンマルタン島(MF)
・ニューカレドニア(NC)
・ネパール(NP)
・レユニオン(RE)
・セルビア(RS)
・エルサルバドル(SV)
・シントマールテン島(SX)
・スワジランド(SZ)
・東ティモール(TL)
・ベネズエラ(VE)
・南アフリカ(ZA)
・ジンバブエ(ZW)
参考文献
■FedEX - コマーシャル・インボイス税関法規制の遵守
(下記PDFの「フェデックス書類がサポートされているか 」の「輸入」の欄において、「いいえ」となっている国は、先述の理由のため、発送除外国とさせていただいております)
https://www.fedex.com/content/dam/fedex/apac-asia-pacific/downloads/fedex-etd-ci-ctrylist-ja-jp.pdf
(準備中)