2.基本の文

発音が分かったら、早速文を作ってみましょう。ニョンペルミュの単語は時制などによる変化を持たないので、単語を並べるだけで文を作ることができます。


自動詞文

主語となる名詞の後に動詞を置くと文になります。

la lju.「私は歩く

pjumos njos.「犬が眠る

finnel lal.「少女が歌う


他動詞文

他動詞の直接目的語は、動詞の後に置きます。

la li sjolmin.「私は花を見る」

fasnja kja pus.「猫が魚を食べる」

fi pel njonpelmju.「あなたはニョンペルミュを話す」


動詞の後には、直接目的語だけでなく、移動・変化の着点や場所が置かれることもあります。

manel su mal.「お母さんは家にいます」

fintjun sa fislan.「子どもが学校に行く」

mjontjun he hjulilan.「友だちが公園に来る」


「A は B だ」

A B だ」と言いたい場合には、動詞 na を用います。B にあたるものを na の後ろに置きます。

ketu na kestun.「これはペンです」

kenel na fistjun.「彼女は学生です」

kelan na salelan.「ここは郵便局です」


否定文

動詞の前に me を置くと、文の内容を否定できます。

la me lju. 「私は歩かない

fintjun me sa fislan.「子どもが学校に行かない

ketu me na kestun.「これはペンではない