高度な生態系観測に基づいて自然共生型の社会を目指す

〜研究構想構築への協力のお願い〜


※たくさんの皆様のご協力ありがとうございました。締め切りました。


これまで多くの市民や科学者、産官学の有志が、自然と人との望ましい関わりや、生態系の科学的理解、適切な保全・管理、自然共生型社会の実現を目指して、それぞれの立場から様々な取り組みを進めてこられました。私たちは今回の検討チーム採択をこのコミュニティー全体への期待と捉え、本調査研究を多様なメンバーが貴重な知見や繋がり、経験を持ち寄り、理想の社会作りを一緒に進める協働の場にしたいと考えています。


2021年の初夏に予定された目標提案に向け、今後、関連学協会との意見交換やワークショップなど様々な連携の取り組みを実施していく計画です。しかし、このような組織レベルの取り組みから得られる視点はどうしても限られたものになりがちです。そこで、私たちはPolisというオープンイノベーションのツールを利用することで、関心をもってくださるすべての有志の皆さんの多様な意見をこの目標提案に活かしたいと考えました。


Polis(https://pol.is)は人々の多様な意見の分布とその背後に隠された共通価値を探るためのツールです。誰もが簡単に参加できることが最大の特徴です。他の有志の皆さんの意見に賛否を示したり、ご自身の新しい意見を共有していただけます:


Polis特設サイト 理想的な自然共生型の社会に向けて

https://pol.is/8tsapcm2am


理想的な自然共生の姿と、それを実現する上での課題、さらにはその課題解決の方法や工夫について、皆様一人一人のアイデアやご経験を私たちにぜひ教えてください。いただいたご意見は、今後、シンポジウム等の場で共有・議論され、目標検討のために活用させていただきます。


理想の自然共生型の社会に向けて次の一歩を踏み出すために皆さんの力が必要です。ぜひご参加くださいますようよろしくお願いします。


生態 - 社会共生体化チーム

近藤倫生 チームリーダー

東北大学大学院生命科学研究科 教授

Email michio.kondo.b8(at)tohoku.ac.jp

村岡裕由 サブリーダー

岐阜大学流域圏科学研究センター 教授

Email muraoka(at)green.gifu-u.ac.jp