JST「ムーンショット型研究開発事業」ミレニア・プログラム

チーム 生態-社会システム共生体化

リーダー 近藤 倫生(東北大学 大学院生命科学研究科 教授



JST「ムーンショット型研究開発事業」は、重要な社会課題に対して国が野心的な目標(ムーンショット目標)を策定し、その達成に向けた挑戦的研究開発を推進するものです。既存7目標に新たに加えるべき目標を検討する「ミレニア・プログラム」での目標検討チームとしての採択を受け、私たちは、生態系観測とモデリング技術を武器に自然と調和した社会を目指す新たな目標の提案に向けて以下の調査研究を進めています。

調査研究課題名:

強靱な生態−社会共生体を実現するためのテクノロジーに関する調査研究

調査研究の概要:

2050年の社会像として、当チームは「生態系の能力を最大限に引き出した強靭な生態-社会共生体」を提案します。本調査研究では、大規模生態系観測と生態系予測・ 制御・設計のモデリング技術によって実現できる新しい社会発展、生態系保全と持続的利用の促進戦略、求められる科学技術的ブレイクスルーを特定します。これによりテクノロジーによる生態-社会共生体実現に向けての具体的な道筋を明らかにすることを目指します。

私たちの描く2050年社会像「生態-社会システム共生体化」とは

  1. 高度な観測から得られた生態系情報が適切に活用され、豊かな生態系が持続可能な社会、幸福な社会を支える

  2. 自然生態系が人類の幸福の基盤であることが正しく認識され、人間活動は豊かな生態系を支える役割を担う

  3. 強靭な生態-社会共生体が成立する結果、豊かな自然と人類の幸福が高いレベルで安定・定常的に持続する

ミレニア・プログラム

https://www.jst.go.jp/moonshot/program/millennia.html

新着情報

2021.7.9 updated

NEW謝辞」を掲載しました

メンバー

チームリーダー

近藤 倫生

東北大学 / 環境DNA学会会長

大規模生態系

観測データ解析

理論生態学

サブリーダー

村岡 裕由

岐阜大学/ ILTER東アジア太平洋

地域ネットワーク議長/ APBON共同議長

人工衛星観測・森林

国際連携

桑江 朝比呂

港湾空港技術研究所 /ジャパンブルーエコノミー技術研究組合代表

ビジネス化・海洋



土居 秀幸

兵庫県立大学

生態系観測・モデリング湖沼 / 河川


中村 圭吾

土木研究所上席研究員

自然共生研究センター長



竹内 やよい

国立環境研究所

社会実装 森林・保全学


深谷 肇一

国立環境研究所

社会実装 統計モデリング



お問い合わせ

近藤倫生 チームリーダー

東北大学大学院生命科学研究科 教授


Email michio.kondo.b8(at)tohoku.ac.jp