7つの因子は集い、
階乗の城郭で、階乗は幾度も超階乗を放つ。
アポリアとパルマコンは、
旅の中で、自分たちが王の固有の鍵から生まれた存在であることを明かす。
そして、凪の伝説の一部を話す。
"上界の者は、
下界の者に星海の果てを目指すように命じた。
ある領域には上限と下限があると言った。
有界に生きる者は、虚と実、夢と現の境界の果てを求め、
無限の軸の世界に旅立つ"
ついに魔術師は階乗の下に集う。
戦いの中で、ティエラは階乗の最終奥義により敗北する。
その道中色んな事が起きた。
階乗は双対の世界から来た者で、
世界に魔王と魔物、黒騎士が出現するのは、
"ダークマター"と呼ばれる存在が変異する事で、
生じるのだという。
しかし、双対の世界の者たちは、
ダークマターは制御できる存在だと考えている。
凪の先祖は、
答えを星海の果てに求めた。
星海の果てには、
星海を記述する幽字があるとされる。
幽字は代数を成す時、
物語が記述される。
織手は綾織を生み出し、
奏者は旋律を奏でた。
律動を刻する、
"プシュケー"はあらゆる対象の起点なのだろうか。
内界は内部であり、
外界は境界の外側だ。
そして上界はエーテルに満たされているとされ、
下界は物質からなるとされている。
そして凪の民は非有界に達した。
ティエラは無限次元の世界を旅する。