魔龍

　魔龍はコンタミナントの力を解放し、

魔龍は全ての竜と龍、そして魔獣の王となる、

獣王を捕食した魔龍は呼息する、

莫大な量のエネルギー(力)が解放され、

零元の力は解放され、諸因子は第零の純因子を成す。

　ティエラはイオタ関数を計算し、

勇者のグレイヴ・イオタを構築する。

超複素の世界で、次元の臨界に達したレルムで、

力を失効させる。

　魔龍は周囲の力を吸収し、

吸収元を成した魔龍は、全ての零元の力を奪う、

各因子は零化され、代数の成す力の秩序は崩壊する。

　ティエラは力を解放し、

勇者形態に入る。

持続的に多層防御を獲得し、

幾何レルムを充填した。

　オスクリダドは詠唱による音声入力を開始し、

術式は構築される。

吸収は吸収者と同一の因子に変換するスキルだ。

吸収元の積が作用された因子は、

吸収元自身に変換されてしまう。

吸収元は吸収の因子であり、

吸収によって魔龍は莫大な力を獲得した。

　因子によって素粒子や原子、分子を成し、

これら物は魔龍の攻撃によって崩壊する。

　11月09日、

エピ射とモノ射の魔術師は、

ホシリンゴの成る地にたどり着く。

　ティエラは究極状態に入って、

全概念を再定義する。

群舞し、9グーゴルプレックスのエネルギーは放たれ、

離散と連続の境にて、

魔龍は降臨する。

　極大の奔流状態に入ると、

一元体の矛が生成された。

無始無終の世界で、

魔龍は二項演算を作用させる。

　旋転する零元のグレイヴは舞い降りて、

迸る魔龍の力は、

零と無限の境界を破壊した。

　魔龍が羽を広げると、

闇の粒子が蔓延し爆発する。

連続する爆轟は引き起こり、

13のクォーツが構築される。

　不変量たちは訪れ、

偽の真空は真の真空となった。

魔龍は全魔術師に極大の物理ダメージを与えるが、

噩噩がこれを守護する。

　分裂複素のレルムにて、

果樹は実り、非文字の成す術式は、

調速される。

　ある時空が代数としての構造を持ち、

ある時空上の領域を考える。

その領域が親領域の各因子との積が領域内に含まれる時、

その領域を"イデアル"と呼ぶ。

整数のレルムにて倍数のどの因子も、

領域内で閉である故、整数上の倍数はイデアルとみなされる。

レルムやドメイン内にイデアルが存在する場合、

時空の部分時空とみなされる。

 　また零でない因子との積によって零を成す、

零因子を持たない可換な領域を整域と呼び、

非可換な場合は域と呼ぶ。

　零は始にして終である運命における概念であり、

零元と零因子は零を齎す力である。

零でない因子は非零であり、

非零は零に抗う力である。

　かつて実から虚に完備化され、

複素、そして超複素を成した時、

これまでの整数は有理整数となった。

　あるイデアル時空にて、

フィオーリは降臨する。

フィオーリは結び目の鍵を継承し、

該当イデアル内にて生命エネルギー及び属性エネルギーを検出する。

魔龍は吸収の力を以って、莫大な属性エネルギーの力を使用する。

魔龍は異なる形態に入って、高い戦闘力を持つ。

　フィオーリは連接剣の継承物を構築し、

非文字を基底とし時空を構築する。

　「ミッシングリンク、失われた完備化の歴史に於いて」

　「核心たる真相は謎のままだ」

　「各々の世界には性質が存在し、性質の成す世界は類型を齎す」

　無矛盾の非類型の効果は発動し、

シエルは多くの攻撃力バフを獲得する。

　対象が閉であるとは、

対象が境界を持ち、

スキルが閉であるとは、

スキルの成す効果によってある世界に於ける因子が、

再び世界に属する場合を指す。

　噩噩は祖イデアルにて、

魔龍に対して狙撃魔法を放ち、

複素整数魔法を使用した。

　左からの発動に対して、

イデアルを成す場合、左イデアルであり、

右からの発動に対して、

イデアルを成す場合、右イデアルである。

右かつ左のイデアルは両イデアルであり、

可換な代数では常に両側からイデアルであるが、

非可換な場合は必ずしも両イデアルではない。

　強力なコンタミナントは、

超越、究極、超限、飽和する力を操る。

魔龍は奥義を発動し、属性エネルギーは破壊の力となった。

あらゆる物と理は破壊の力によって崩壊し、

魔龍は特殊形態に入る。