結び目の城廓の東西南北にて、
春夏秋冬の中の一日は夙夜である。
夙夜は夜明け、黎明、昼、黄昏、夜からなる。
一日をいくつかの曜日を巡回し、
曜日が何週かすると、1つの月が過ぎる。
日と月を過ごすと、一年が過ぎ、
暦の中に季節が存在し、
その因子は春夏秋冬である。
時は数によって構築されるが、
文字時間期間中では、
その事象も、基底の影響を受ける。
闇の時間中、
コンタミナントが大量にスポーンし、
全勢力が大量の闇属性バフを獲得した。
闇のドメインではコンタミナントがスポーンし、
光のドメインではピュリフィカントがスポーンする。
幻とも呼ばれる虹のドメインにて、
ピュリフィカントは多様な力を纏う。
ピュリフィケーションによって、
コンタミナントは消滅し力の均衡が傾く。
均衡には秩序と混沌が存在し、
均衡が変化すると、各勢力の関係(リレーション)も変化する。
ファミリーは結び目の城廓の強い勢力であり、
ファミリーには東西南北家、百千万億家、春夏秋冬家が存在する。
結び目ギルドにはモンタニャ戦士団や幽六花隊、
ベガの杼といった勢力が存在する。
∅と形容詞の管理者、
吸収の管理者は交戦する。
フレキシブルウェアは継承物とみなされ、
フレキシブルウェアを纏うオスクリダドは幽月霊剣を抜刀する。
フレキシブルウェアは凪属性の継承物であり、
凪属性のエンハンサーである。
エンハンサーやイコライザー、
コンプレッサーやコーラスなどはエフェクターというモジュールであり、
モジュールやオシレーターはモジュラー時空内でパッチングされる。
術式を扱う者は術者である。
術者は幽字の成す術式に、
魔力や妖力などの力を与え、
術式の効果を発動させる。
星海の衣を纏い、
獣化の面を被る術者は、
在圏効果を発動する。
パルマコンは完備化のために、
魔皇を呼ぶ扉を開き、
コンタミネーションによって門扉が開くようになった。
それは異世界に繋がる扉であり、
始域から終域へと向かう、終焉の力である。
コンタミネーションによって次元の呪いが引き起こり、
無限次元の成す、モジュラー時空は調べを奏でる。
破壊の対は創造であり、
コンタミネーションは破壊にして創造である、
閉から開への完備化である。
閂は失われ、この行為は決して闁められた物ではないが、
閉世界に知識は無く、圕もまた数が限られていた。
この時降臨した魔皇は魔龍に亜ぐ強さを持つとされる。
𡆥にて術者は𫙹を見やる。
圏の鎧と圏の兜をかぶるドルミエンテはかつての星筆の管理者だ。
園囿にてアポリアは結び目ビデオを閲覧する。
園囿は属性エネルギーによって作庭される庭園であり、
その基底は属性である。
総虚、総実、埋め込みとはめ込みの次元にて、
第Ⅱ形態に入るコンタミナントは理に干渉する。
「同相、同境、是是非非と裁決するか?」
闘技場にて噩噩はチーム戦を開始する。
三三五五と行動する魔術師は百千万億の力を以って、
祖であるコンタミナントと相対する。
魔皇(記憶因子体)は獣化の面を被り、
最終形態に入る。
勝利条件と敗北条件が書き換えられ、
在圏効果も変更される。
圏の世界と類の世界は合一化された、
その為かつてのラルガ・ベアヘのドメイン、
霏々、闘技場や闘士、シュヴァリエのレルムが添加されている。
もともと結び目の城廓の属性のドメインは圏の世界に、
99階百貨店や闘技場、ステータスのドメインは類の世界に存在していた。
ブレンドは合一化の一種であり、
分散やコラージュ化などと同じく添加の力である。
ブレンドには色相、和、差、積、商、オーバーレイ、スクリーン、焼きこみ、
覆い焼き、ハードライト、ソフトライト、彩度などが存在する。
不詳コンタミナントは未詳コンタミナントを超える力を持つ。
リアトリス、アヤメ、牡丹、ビエント、ヴェルデ、リシュ、フィオーリ、
彼らは花のドメインが添加された絵のドメインの術者だった。
その中でもビエントとヴェルデは風のドメインの術者だ。
絵のドメインはかつて帝国と呼ばれたドメインで、
色空間の因子の成す絵の魔術を操る術者が存在した。
かつて帝国(絵のドメイン)、獣のドメイン、凪のドメインはラルガ・ベアヘ上で隣接したドメインで、
絵のドメインは光の成す旋律を奏でた。
その中でもブレンドは色の術式の1つであり、
獣のドメインの成すコラージュ、
凪のドメインのエマルション化とは異なる合一化方式である。
群舞の獣は、群の旋律を、
六花の凪は、花の旋律を、
風花の絵は、色の旋律を。
「リアトリス、フィオーリ、花の力を!」
凪の国には執筆者が存在する。
執筆者は動物の名で呼ばれた、
解放の猫(星音)、悲恋の狼、
闘争の狐、運命の豹、
そして無風の兎(噩噩)である。
トニトルスはシュヴァリエとともに、
轟雷ノ槍とトニトルスの筆を構築する。
「かつて第Ⅰの書は閉ざされ、第Ⅱの書に添加された」
「再定義は成され、ラルガ・ベアヘⅤを迎えた」
同異のレルムにて、
同相、同境の時空を見やる。
已己巳己とする幽字は、
無と有の境を彷徨い、
三三五五と散った。
是是非非と裁決を下すファミリーは、
百千万億の脆弱性を狙う術式を失効させる。
リアトリスは彳亍形態に入り、
自身のHP上限が3那由多倍される。
丿乀と揺れる船で、
彳亍とする術者は兀兀と勉強に励む、
毳毳しい服を纏うと、
その知識量を闁められた。
幽字の列は語を成し、
語は品詞によって分類される。
幽字の成す語は、術語となり、
動詞術語、形容詞術語、名詞術語となりて、
術式をなす。
調停者は混沌から秩序を見出す。