回映し、回反する多義図形は、
レルム上に存在していた。
分極する因子の集合の極性を測定して、
無限論理の公理の世界を歩み、
真の零元のグレイブは、
その地に存在していた。
非零のレルムに於いては、
零元のグレイブは存在できない。
しかし、
真の零元のグレイブは、
非零のレルムに於いても存在できる。
プロキシは再定義されるオブジェクトである。
オブジェクトは状態と効果を持つ。
論理世界にてプロキシの効果に与えられた引数は、
選言と連言を成す。
論理世界は次元の基底が、
論理式の世界だ。
真の零元のグレイブを継承するマスターは、
無限論理の世界で、
回映し、回反する不可能図形で、魔法陣を描く。
𠷡咲くドメインにて、
鎖を召喚するソーサラーは、
論理のレルムを歩み、
継承武器を創造し、ウィザードと交戦した。
記憶因子は再生され、
影域にて魔術師は、固有の鍵を継承する。
律動は刻まれ、
公理は矛盾世界を成し、
ディスパーションを齎す虹色のクォーツは分光する構築体だ。
虹属性爆轟を引き起こす幽六花に、
テトレーションを作用させて、
影域にて、対合たる因子を、
反応させる、真の零元のグレイブの継承者たるサファイアは、
アポリアと交戦する。
扉は開かれ、
"獣化"するシエルは、
光属性と闇属性の攻撃を使用する。
凪化される空間は、
時筆の力で、時が止まる。
次元の臨界に、
"王の固有の鍵"は存在する。
接続物質には、
武器、継承武器、王の継承武器、固有の鍵、王の固有の鍵が存在する。
マスターに覚醒する魔術師は、
継承武器を創造し、
律動を刻む。
炎属性と氷属性。
光属性と闇属性。
獣属性と凪属性。
"元素"の力は煌めき、
珠玉を通して、魔術師の力となる。
無と有の狭間で、
王の固有の鍵は佇む。
星海の外側には、
"虚無"が存在する。
有の果ては無だ。
星々を廻り、
時が流れ、
魔術師は異なる星海にたどり着く。
獣の力を解放すると爪を創造できる。
"球弾"は魔法の攻撃だ。
爪による攻撃と、
球弾による魔法を組み合わせて戦闘するシエルは、
ティエラに王の力の継承を提案する。
「今後の戦闘も考えて、11人の王の力を継承するのはどうだ?」
「ああ」
王は玉座に存在する。
氷の玉座の"幽六花姫"の下にティエラは訪れる。
魔力の内、詠唱者の残量をオドと呼び、環境中の残量をマナと呼ぶ。
強力なマナの元では非魔術師は魔力の影響を受けやすい。
「ああ、オドが足りない」
現在の氷の王の力の継承者は、"ニエベ"だ、
しかし、ニエベは零代幽六花姫の"ブライニクル"にも、
力を分与している、この力はオドとみなされる。
噩噩は凪の王の力をリンに継承した。
その為、現代の凪の王はリンだ。
しかし、今なお噩噩は土の王の力を持つ。
そしてリシュは花の王だ、
リシュは、炎光花、幽六花、歪冪花、影域花を咲かせることができる。