裁ち合わせによって、対象は型へと裁断される。
ティエラは結び目の勇者であり、ある時空から、
結び目の城廓へと再びスポーンする。
「こんな経験は卒業旅行以降だった」
卒業旅行では純因子のしるしによって、
魔皇への手がかりを得た。
破壊と創造、混沌と秩序、汚染と浄化、
相反する理の成すアポリア。
あらゆる因子はパルマコンであり、
ヴェレーノにしてアルツナイであり、
光にして闇である。
リナリアは時のドメインにて、
通常コンタミナント スライムを討伐する。
魔皇、魔龍、魔花、絡み目、
奴らは始祖のコンタミナントであり、
第Ⅰのコンタミネーションはパルマコンが引き起こした。
それは完備化を成すと同時に、次元の呪いを引き起こした。
アリスはシエルと出会い、
不変の都にて、黄色い月を見やる。
「レヴァリエ、美しくとも矛盾に満ちた、超現実の力」
現実の世界には、
東京や上海、台北やニューヨークといった、
地球という星に存在するエリアが存在する。
地球はある星海の、太陽系という星系の群星に存在する。
人は科学という知恵の下、
文明というドメインにて群舞する。
夢現の境は隔てられており、
容易に超える事は出来ない。
生と死の境の如し。
「コンタミナントは闇の星海より来たりし汚染物」
「ピュリフィカントは光の星海より来たりし浄化物」
圏の世界の圕にて、
アリスは司書とともに、
3那由多の時間、その場に静止し、
9クエタバイトのデータを演算した。
コンタミナント因子を含まない、コンタミナントの部位は薬となり可食である。
星期一、夙夜、
術式を学ぶ学者は、
夜に月の光を見やる。
ある伝説によると、
結び目の鍵である、零元を手にした術者は、
龍(ドラゴン)と相対し、
破壊の力を持つ呼息を超え、
龍を討伐したという。
零からあらゆる、接続物の力は分与され、
非零の鍵は、世界に光、音、香り、重さを齎した。
深淵はコンタミナントの力が溢れる危険な場所だ。
ボットを使役する<少女>は調香する。
店の周囲には商圏が存在する。
商圏内の者は店に来客する可能性が存在する。
曲面上の線、測地線の世界線を移動する。
完閉なる純因子は、物の極小曲面を求めた。
竜と龍は翼を開いた、
星海龍は測地線上の者に攻撃の効果を作用させる。
世界線は線であり、次元が拡張されると、
世界線は面となる。時空とは世界面であり、
測地線の成す世界曲面は、直線の世界線とは異なる計算方式が存在する。
世界線によって次元は構築され、
空間の世界線にも子次元が存在する。
次元は本来、数であるが、字の次元や絵文字の次元、
幽字の次元、色の次元など、標準な次元ではない世界線や世界面も存在する。
空間や世界線の成す形状を幾何と呼び、
測地線を成す世界線の基底は曲がった幾何を元に世界を創世している。
理によって測地線や直線のなす世界線や、
測地面や面のなす世界面、球面、曲面などの数が計算され、
幾何、代数などによって、理が定められる。
またこれら"法則"、自身もまた理である。
あらゆる理の祖を公理と呼び、公理が齎す理を定理と呼ぶ。
「総虚、総実、月華と白露が舞い降りる」
始の対象にして、終の対象たる因子は、
零の対象であり、零の因子である。
零は始にして、終であり、非零は無始にして無終である。
可算なる非零は無限であり、非可算なる無限は"無限"を超越する。
空なる零は祖にして無である。
虚ろならざる非零は子にして有である。
零元はあらゆる因子を零化する代数の子だ。
零は祖にして、対象を空とする破壊の力である。
非零は枝でありながら、対象を有とする創造の力である。
コンタミナントは帰無の力を以って、秩序を破壊する、つまり零化する。
公理によって世界線が織られ、
世界面、時に世界体となり、
創世は成される。
結び目のギルドで受注できるクエストには難易度が存在し、
難易度は、Easy、Normal、Hard、Unknown、Distortion、Contaminationとなっている。
始祖コンタミナント、魔皇を討伐すると、
結び目ランク上限が999から9999になる。
結び目ランク1000以上ではEXクエストが受注可能になり、
結び目ランク9999でEXレルムに挑戦可能になる。
EXレルムの園囿や門扉は、EXクエストほどの難易度のコンタミナントがスポーンする。
始祖コンタミナント 魔龍を討伐すると、
結び目ランク上限が9999から99999になる。
結び目ランク10000以上ではSPクエストが受注可能になり、
結び目ランク99999でSPレルムに挑戦可能になる。
またSPクエストは魔龍討伐時に解放される、
絡み目の圕にある結び目ギルド本部からしか受注できない。
結び目の城廓にある結び目ギルド支部ではEXクエストまでしか受注できない。
絡み目の圕はどの世界、ドメイン、レルム、時空にも属しておらず、
絡み目の圕は過去、現在、未来が同時に存在している。
Easyクエストは結び目ランク1から10以上、Normalクエストは結び目ランク10から99以上、
Hardクエストは結び目ランク100から500以上、Unknownクエストは結び目ランク501から999以上、
Distortionクエストは結び目ランク1000から5000以上、Contaminationクエストは結び目ランク5001から7500以上、
EX Easyクエストは結び目ランク7501から7725以上、EX Normalクエストは結び目ランク7726から7999以上、
EX Hardクエストは結び目ランク8000から8250以上、EX Unknownクエストは結び目ランク8251から8500以上、
EX Distortionクエストは結び目ランク8501から9000以上、EX Contaminationは結び目ランク9001から9999以上、
SP Easyクエストは結び目ランク10000から11000以上、SP Normalクエストは結び目ランク11001から12500以上、
SP Hardクエストは結び目ランク 12501から15000以上、SP Unknownクエストは結び目ランク 15001から17500以上
SP Distoritionクエストは結び目ランク 17500から19999以上、SP Contaminationは結び目ランク20000以上から受注できる。
また試練や任務はクエストとみなされる。
第Ⅲ始祖コンタミナント魔花を討伐すると結び目ランクとは別にカウントされる、
絡み目ランクが解放され、SPクエストを超える難易度のクエストが受注可能になる。
SPクエストよりも高難易度の結び目クエストが解放され、結び目クエストは絡み目ランクと結び目ランクが共に一定値以上の時に受注できる。
絡み目ランク経験値は結び目クエストの報酬、結び目クエストで出現するコンタミナントでしか獲得できない。
魔花討伐後は結び目スキルが解放され、結び目クエストにスポーンするコンタミナントの弱点を即座に部位破壊可能である。
結び目スキルは、結び目ポイントを上限まで蓄積すると発動可能で、奥義スキルを超える、強力なスキルである。
結び目スキル使用後はクールタイムに入る。
結び目 Easyクエストは結び目ランクが20001から25000、絡み目ランクが1から10以上、
結び目 Normalクエストは結び目ランクが25001から30000、絡み目ランクが11から50以上、
結び目 Hardクエストは結び目ランクが30001から40000、絡み目ランクが51から100以上、
結び目 Unknownクエストは結び目ランクが40001から50000、絡み目ランクが101から150以上、
結び目 Distortionクエストは結び目ランクが50001から75000、絡み目ランクが151から500以上、
結び目 Contaminationクエストは結び目ランクが75001から99999、絡み目ランクが501から999以上から受注可能である。
また結び目クエストは絡み目の圕の一部の冒険者のみが入れるギルドで受注できる。
EXクエストではEXコンタミナントが、SPクエスト以降ではSPコンタミナントがスポーンする。
ドメインに存在する結び目ギルドには、
通常クエストカウンター、EXクエストカウンターが存在する。
結び目ギルド本部にはSPクエストカウンター、真クエストカウンター、超クエストカウンター、極クエストカウンターが存在する。
各クエストカウンターではクエストの受注、他の冒険者との交流、
マルチプレイ、鍛造、クエストショップでの売買、染色、アイテムの操作、
錬金、装備の変更、クラスの切り替えなどが可能で、
闘技場、クエストカウンターはロビーとみなされる。
第Ⅰ始祖を討伐するとDistortion、Contamination、EXクエストが解放される。
第Ⅱ始祖を討伐すると、SPクエストが解放される。
第Ⅲ始祖を討伐すると、結び目クエストが解放される、結び目クエストはSPクエストとみなされる。
第Ⅳ始祖を討伐すると、真EXクエスト、真SPクエストが解放される。
第Ⅴ始祖を討伐すると、超EXクエスト、超SPクエストが解放される。
第Ⅵ始祖を討伐すると、極EXクエスト、極SPクエストが解放される。
第Ⅶ始祖を討伐すると、極EX+クエスト、極SP+クエストが解放される。
第Ⅸ始祖を討伐すると、極EX☆クエスト、極SP☆クエストが解放される。
第Ⅹ始祖を討伐すると、絡み目クエストが解放される、絡み目クエストは極SP☆クエストとみなされ毋れ個体のみがスポーンする。
考えているレルムよりも大きなレルムを上界と呼び、
小さなレルムを下界と呼ぶ。
上界の者は下界の者に探索を命じる。
最大はレルムの中で最も大きな因子である。
最小はレルムの中で最も小さな因子である。
上限は上界の中で最も小さな因子で、
下限は下界の中でも最も大きな因子である。
開は最大と最小を持たず、上限と下限は持つ。
閉は最大と最小を持ち、上限と下限も持つ。
周囲の中で最も大きな因子は極大であり、
最も小さい因子は極少である。
擬順序とは、レルムの中のある因子が自身以上かつ、
ある因子が、自身因子よりも小さいレルム内因子が存在し、
かつ自身因子よりも大きい因子が存在する場合、
小さい因子は必ず大きい因子と見做される場合、
この2つの条件を満たす時、擬順序とみなされる。
順序とは、擬順序かつ、ある2つ因子が、
互いに自身以上の場合、順序とみなされる。
順序かつある因子が互いにどちらかが比較可能な場合、
完全なる順序とみなされる。
完全なる順序は鎖と呼ばれ、
鎖晶は正式には、順序結晶と呼ばれる。
時空の境界にある閉包は鎖晶によって構築される。
そして継承物が現世に構築されるとき、
その物の因子たる元素は鎖晶を成す。
順序を持つ部分レルムの因子が比較できないとき、
その部分レルムは反鎖とみなされる。
順序レルムが大きな因子を持ち、その大きな因子がある因子の間に、
その因子よりも大きな因子が、その大きな因子以外存在しない場合、
その因子は大きな因子によって被覆されると呼ぶ。
順序を持つレルムは前と後が存在し、
関係を持たない因子間は比較ができず、
順序の関係を持つ因子間は比較が可能だ。
つまり完全なる順序(鎖)は比較不能な因子を持たない順序レルムであり、
通常の順序には比較不能な因子を持つ場合が存在する。
完全なる順序を持つ体は、順序体とみなされる。
複素数自身に順序を持つ事は可能だが、
複素数体は順序を持てず、順序体とみなされることは無い。
また順序集合に区間を定義する事も可能だ、
位相を持つ順序レルムは順序空間とみなされる。
順序体の標数は零である。
有理の体は順序体とみなされる。
また実数体や実の代数的数の体も順序体とみなされる。
そして順序体は実体である。
積レルム上の順序には辞書式順序や積順序が存在する。
上界を持つレルムは、上に有界であり、
下界を持つレルムは、下に有界である。
上に有界であり、下に有界なるレルムは有界である。
また順序や擬順序を持つレルムは圏とみなすことができる。
また順序を持つ構造の1つに順序群と呼ばれる物も存在する。