3.リリースビルド

※注意※

リリースビルドを行う場合は、デバッグビルドが正常にでき、なおかつAndroid端末でアプリが正常に動作することが確認できてから行ってください。


作成したアプリをGoogle Playストアにアップロードする場合、アップロードするファイルは署名入りのAABファイルである必要があります。

HSP3Dish Helperからリリースビルドを行なうことで署名入りのAABファイルを作成することができます。


Google Playストアに作成したアプリをアップロードするまでの流れは以下のようになります。


また以下の点に注意してください。


それではkeystoreファイルを作成していきましょう。

Dish Helperを起動します。

「リリース」ボタンをクリックします。

次に「KEY作成」ボタンをクリックします。

ここでは「app.keystore」としておきます。

しばらく待つとコマンドプロンプト画面が表示されます。

以下の項目を入力します。

各項目は入力後Enterキーで入力の確定となります。

※注意※

キーストアのパスワード入力と新規パスワード再入力は、入力しても文字は表示されません。表示されていないだけで実際には入力されています。

入力が終わると、プロジェクトフォルダのルートフォルダに証明書(keystore)ファイル(この場合は app.keystore )が作成されます。

これでリリースビルドを行うための準備が整いました。

また、他のアプリを作ってGoogle Playストアにアップロードする場合でも、今回作ったこのkeystoreファイルを使うことができます。

そのため、作ったkeystoreファイルを消さないようにしましょう。

keystoreファイルが作成されたら、「Password」にキーストアファイル作成時に入力したパスワードを入力して、「aab作成」ボタンをクリックします。

※アプリをバージョンアップする場合は、「versionCode」の数値を現在の値よりも大きな値にし、「versionName」は同じ文字でも大丈夫です。

しばらく待つと、consoleウィンドウに「aabファイルを作成しました。」とメッセージが表示されます。

その後、プロジェクトフォルダの「release」フォルダ内に、「app-release.aab」の名前でAABファイルが作成されます。

この場合、AABファイルが作成されるフォルダは「D:/Android/project/piyoko_defense/app/build/outputs/bundle/release」となります。

このファイルがGoogle Playストアにアップロード可能なファイルとなります。

あとはブラウザからAndroid Developer Consoleにアクセスし作成されたリリースAABファイルをアップロードすれば完了です。

(※Android Developer Consoleページのアップロード方法は割愛します)

以上でリリースビルドは終わりです。