2020年12月10日 JST-RISTEX 土地利用セミナー(名古屋大学 香坂玲教授主宰) 第1回セミナー講演

【ご案内】 12/10 ウェビナー 「現代土地所有権から考える公的介入根拠と私人の保全義務」

*要・ 参加申し込み必要

富山大学 神山智美先生に講演をいただきます。

【 日 時】 12月10日 (木) 14:00-15:45

【 会 場】 オンライン開催

【 主 催】 JST・RISTEX 香坂プロジェクト

科学技術イノベーション政策のための科学 研究開発プログラム

お申し込みはこちらから→ https://forms.gle/2RSQRSziv3xzCba1A (12月8日 または 定員[100名] に達するまで)

【 概 要】

農地・森林の横断的な管理について、土地利用管理の法的側面についても知見を深めることにより、適切な提案を行うことが可能となることが期待できる。そこで、農地・森林の土地利用管理や空き家の管理等について法的側面に関する造詣の深い富山大学の神山智美先生をお招きして、2020年12月10日(木)にセミナーを開催いたします。

講演概要:日本の土地所有権は強固で、それが環境保全への桎梏の一つになっていると認識されている。しかし、近年では、人口減少化と所有者不分明等への対処のため、法改正が相次いでおり、「現代土地所有権論」というものも登場している。それらを俯瞰し、土地所有権に対する公的な介入は、どのような場合にいかなる根拠で認められるか、さらに、所有権(財産権)という権利に伴う所有者の保全義務というものを検討する。

【講演者】

富山大学 神山智美先生

神山 智美(こうやま さとみ)先生のプロフィール:

富山大学学術研究部社会科学系(経済学部)准教授。環境行政法、なかでも自然資源管理や土地利用(土地所有者の保全義務)を専門とする。現在は、業法(農業法、森林法、漁業法、種苗法等)と自然資源管理の調和に興味を持って研究を進めている。2012年9月名古屋大学大学院環境学研究科後期課程を満了。2011年4月から2014年3月までの九州国際大学法学部勤務を経て、2014年4月から現職。

本セミナーは、下記課題の一環として実施いたします。

課題名:農林業生産と環境保全を両立する政策の推進に向けた合意形成手法の開発と実践

代表:名古屋大学・香坂玲

◆お問い合わせ先:名古屋大学環境学研究科香坂研究室:電話:052-789-5643

メール:uchiyama.yuta (a) k.mbox.nagoya-u.ac.jp(担当:内山) (a)を@に変換ください