公開授業のご案内です。
*受講をご希望の方は事前にご連絡ください(メールでお願いいたします:kohyama@eco.u-toyama.ac.jp)。
時間や場所の詳細をご連絡させていただきます。
受講生が多い講義ですので、早めの着席をお勧めいたします。
公開講座: 特別講演
私たちの食を支えるタネを巡るシステム
-知財の仕組みが護るもの、
知財の仕組みを超えて護られるもの-
講師 (対面) 西川 芳昭教授(龍谷大学 経済学部)
【趣旨】
知的財産権に関する法律の一つに種苗法があります。
この機会に、「タネとは何か?」考えてみましょう。
農業の重要な投入財である種子の社会経済的意味および農業生物多様性資源管理の組織制度について研究を行っていらっしゃる 国際的な第一人者のおはなしをうかがいます。
講演概要 タネ(種子)とは何かを踏まえ、国際条約・種子法・種苗法に 触れたうえで、それとは異なる農家自身の多様な営みについて 市民・消費者として知ってほしいことをご紹介いただきます。
日時 令和7年7月24日(木) 13:00~14:30
場所 富山大学教養教育院 C 22 教室 神山智美(経済学部)担当の「経済生活と法」の講義で実施。
対象 富山大学関連の皆さま
参加料 無料
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公開講座: 特別講演
2025年5月12日(月)3時限目 教養科目「現代生活と法」
講師:久保田 康裕教授(琉球大学)
株式会社 シンクネイチャー CEO
概要:
気候変動の抑止と適応、生物多様性の保全と再生は、人類社会の生存可能性(サバイバビリティ)を決定づける課題です。この解決には「銀の弾丸」のような決定的な打開策はありません。
しかし、私たちの社会経済を発展させてきた資本主義経済の欠点(外部不経済など)を改善することは、重要な必要条件になるでしょう。
この講演では、生物多様性に関わる基礎研究と応用研究の成果をもとにした「サイエンスを超えた社会実装の取り組み」を紹介しつつ、現在、推進されているカーボンニュートラルとネイチャーポジテイブの有望性と課題を解説し、将来的な「自然と共生する世界」の展望について議論したいと思います。
令和7年5月12日(月) 13:00~14:30
富山大学教養教育院 C 22 教室
神山智美(経済学部)担当の「経済生活と法」の講義で実施。
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2024年1月25日(木)2時限目環境法B
ゲストレクチャラー 三宅良尚氏(農林水産省農林水産政策研究所主任研究官)
タイトル「我が国における有機農業の推進、及び関連研究」
目次
1. 有機農業推進の背景
2. ヨーロッパにおける推進
3. 我が国の有機農業の展開
(1)販路の確保に注目して
(2) スマート農業活用と有機稲作
4. 結論