VMWareのHDDイメージをほかのパソコンで利用したいときの手順を示す。
下記VMWareの起動時の画面で、「新規仮想マシンの作成」をクリック。
下記画面の「新しい仮想マシンウィザード」の画面がポップアップされる。
既存のHDDイメージを使いたいので、「後でOSをインストール」を選択して、何もインストールされていないHDDが構成されるようにする(すぐに削除するため)。
「次へ」をクリック後に、下記の画面に切り替わる。
Ubuntu20.04のイメージがあることを前提に、
「Linux」を選択してから「次へ」をクリック
下記画面に切り替わって、
「仮想マシン名」は自分のわかりやすい名前にする。
下記例では「Ubuntu2004」にしている。
イメージの保存場所は、デフォルトでフォルダが「C:\Users\ユーザ名\Documents\Virtual Machines」の下にマシン名のフォルダが指定されるが、自分の好きな名前に変更してもよい。
下記例では、デフォルトの通りの場所「C:\Users\ユーザ名\Documents\Virtual Machines\Ubuntu2004」
入力が終わったら「次へ」をクリック。
下記画面に切り替わって、
ディスクの設定をするが、すぐに削除する予定なので、サイズはそのまま。
一応「仮想ディスクを単一ファイルとして格納」を選択してから
「次へ」をクリック。
下記画面に切り替わって、
新しい仮想マシンの設定を確認。
修正したいときは「戻る」をクリック。
問題なければ「完了」をクリック。
下記画面の通り、初期画面に「Ubuntu2004」の項目が追加されている。
このままでは何もOSはインストールされていないので、HDDの入れ替えを行う。
「Ubuntu2004」を選択して、右側の画面の「仮想マシン設定の編集」をクリック。
下記画面がポップアウトされる。
左のメニューの中から「ハードディスク」を選択。
左のメニューの下にある「削除」をクリックしてHDDを取り外す。
下記画面のようにハードディスクが取り外された状態になっているはず。
もともと持っているHDDイメージをマウントするために、左メニューの下にある「追加」をクリック。
もともと持っているHDDイメージをマウントするために、上の写真の左メニューの下にある「追加」をクリック。
下図の「ハードウェア追加ウィザード」のウィンドウがポップアップする。
左メニューの「ハードディスク」を選択して「次へ」をクリック。
下記画面の「ディスクタイプの選択」で、「SCSI」を選択して「次へ」をクリック。
「SATA」とか「NVMe」にしてもよいかもしれないが性能の違いのチェックはしたことがない。
下記画面の「ディスクタイプの選択」で、「SCSI」(推奨)を選択して「次へ」をクリック。
「SATA」とか「NVMe」にしてもよいかもしれないが性能の違いのチェックはしたことがない。
下記画面の「ディスクの選択」で、「既存の仮想ディスクを使用」を選択して「次へ」をクリック。
下記画面の、「既存の仮想ディスクファイル」の横にある「参照」をクリックして、既存のVMWareのイメージを選ぶ。
できれば、現在作ったVMWareのフォルダ内にあらかじめマウントしたいvmdkファイル(HDDイメージ)を作った仮想マシンのフォルダに入れておくとよい。
今回の例では、下記選択時の画面のように「C:\Users\ユーザ名\Documents\Virtual Machines\Ubuntu2004」のフォルダ内に、ほかのPCなどから持ってきたUbuntu20のイメージファイル(ubuntu20.vmdk)をコピーしておいたので、そのファイル(ubuntu20.vmdk:16GB)を選択する。
同じフォルダ内にあるUbuntu2004.vmdkファイルは、最初に仮想マシンを作ったときにできた仮想ディスクなので、削除してよい。
ハードウェア追加ウィザードでイメージを選択してから「完了」を押すと下記画面が出てくる。
最新の形式に変更するか聞かれるので、「変換」を押しておく。(既存形式が良い場合は、「既存の形式を保持」でもOK)
以上の手順を終えると、
下記画面のように「新規ハードディスク」という項目が左メニューに追加されている。
あとは、下記画面の通り、「メモリ」を選択して余裕があれば「4GB」よりも大きいメモリを割り当てておく。(4GBのメモリのPCではそれ以上与えないほうが良い)
8GBのPCなら4GBのメモリのままでOK.16GBのメモリのPCであれば8GB割り当てておくとよい。
「プロセッサ」も「2」がデフォルトになっているが、できれば「4」以上に変更しておくこと。
以上の設定が終われば「OK」をクリック。
以上の手順を終えてから下記画面のホーム画面で、Ubuntu2004を選択して、右下にある「仮想マシンの再生」をクリック。
初回起動時、下記ウィンドウがポップアップして、削除したHDDが無いため接続できないというメッセージが出るが、毎回接続を試みるか?との問いに「いいえ」と回答しておくこと。
初回起動時、Ubuntu20が立ち上がるとVMWareのウィンドウの下に「VMWare Tools」のインストールについて聞かれるので「Toolsのインストール」をクリック。
「Toolsのインストール」をクリックすると、仮想マシンの中にDVDがマウントされるので、下図のように左のアイコンの中の一番下のDVDのマークが確認できる。
DVDのアイコンをクリックするとウィンドウが開き、下記図の通り、zipファイルがあるので、ダブルクリックして展開する。
下図は、zipファイルをダブルクリック後に出てきたウィンドウの例。
左上の「展開」をクリックして、ファイルを保存する先を決める。
下図は、保存先の例。左メニューから「ホーム」をクリックして、右上の「展開」をクリック。
下図は、上図で保存したときにホームに展開されたフォルダが確認される例。
下図は、vmware-tools-distribがホームに展開されたときに、ツールをインストーするときのコマンドの入力例。下記コマンドでインストール。
$ cd ~/vmware-tools-distrib
$ sudo ./vmware-install.pl
以上の手順が終わったら、仮想マシンを再起動。
ウィンドウのサイズをドラッグして変更しただけで仮想マシンのデスクトップ画面が最適化されるようになる。