第23回Quricon(2016.7.9)
第23回Quriconを開催しました!
「九院選2016~いまアツい大学院生たち~」
○日時:2016.7.9(土)15:00~17:30
○場所:伊都図書館1Fラーニングコモンズ1
第24回参院選の前日は,"サン"ではなく
第23回Quriconの「"九"院選」!
その名も「九大院生特選(セレクション)」!
選りすぐりの院生のみなさんが,自分の研究について分かりやすく紹介!
今回は,「卒論」をテーマに,
卒論以降の研究の歩みをエピソードも交えてお話いただきました!
今回はツイッターを使って疑問・感想をお寄せいただくという試みも!
(スクリーンの横にツイッターモニターを設置!)
発表が終わった後の質疑応答の時間にモニターにまとめて表示して,
生の質問だけに限らない,みんなの感想や疑問がよくわかりました。
第一部 研究発表
坂口 将史さん(芸術工学府 芸術工学専攻 D1)
「ジャンルの狭間~特撮という研究対象~」
(特撮そのものがCGの危機にさらされ,研究の世界でもジャンルの狭間にある歯がゆさ… けれど光を当てることはきっと意義深い!)
木村 栞太さん(人間環境学府 教育経営・法制研究室 M2)
「知られざる学校事務職員の奮闘記
―チーム学校時代の到来と問われる専門性の狭間で―」
(学校といえば先生だけのイメージ? いえ,学校財務を担当する「職員」がいかに重要か…そして彼らを支えようという意欲にあふれた研究!)
栗田 健一さん(経済学府 経済工学専攻 D1)
「Collective Belief as Public Opinion, Ideology and Stigma」
(実はQuriconで経済の方が発表されるのは初! 身近で興味を引き付けるゲーム理論から,世の中の動きをモデル化する話への誘導は引き込まれます!)
今坂 亮介さん(システム生命科学府 生態科学研究室 一貫制D4)
「ハイセンスなハイセツ:バッタのトイレ事情」
(日本,いや世界最先端のバッタの排泄に関するお話! 実は卒論当初,バッタがそれほどお好きではなかったとか… エサをとる行動に比べてはるかに希薄な排泄研究!)
第二部 コミュニケーションタイム
演者の方々を囲んで,みんなで楽しく交流しました!
第一部では聞くことができなかった,研究の深い話を
異分野の学生が集まるなかで
アットホームで和やかな雰囲気でうかがうことができました。
「異分野&アカデミック&和やかな時間は,あっという間に過ぎました!
会場を移して行われた懇親会では,
共通の話題について,それぞれの専門の方の知見が
見事に化学反応して,大いに盛り上がりました!
「卒論の先にある世界(リサーチライフ)は、無限だ。」
さまざまな方の,卒論からの研究の歩みを垣間見ることで,
改めて自分の研究に向き合う機会となったのではないでしょうか?
この日,2016年7月9日は,
第1回Quricon(2011年7月8日)が開催されて丸5年でした!
伝統と変化を織り交ぜながら,Quriconは6年目へ歩みだします!