第19回Quricon(2015.4.11)

第19回Quriconを開催致しました!

日時:2015年4月11日(土) 14:30開場、15:00開始

場所:箱崎キャンパス中央図書館 きゅうとコモンズ

今年度も学振の取り方について先哲に学ぶ会が執り行われました。

参加者はなんとなんと過去最多の76名!!

(お、多いです!!)

(会場にいらした参加者のみなさま、非常に真剣な面持ち…)

たくさんの方が今回のテーマに関心をもってご参加いただくことができました。またQuriconの知名度も上がってきているということで大変喜ばしい会となりました!

さて、今回は以下の演者様から、DC1及びDC2申請時の体験談や、申請に関するテクニックなど非常に耳寄りな情報をいただくことができました。

第1部 発表会(15:00~)

1 道端 拓朗 さん 総合理工学府 大気海洋環境システム学専攻

「衛星観測データを活用した次世代型気候モデルの構築および改良」

2 河本 陽介 さん 数理学府 数理学専攻

「Ito calculus と粒子系 」

3 久保 裕貴 さん システム生命科学府 数理生物学専攻

「アニメーションを勉強してみたかった。動物の群れと動きのシミュレーション」

4 金子 研太 さん 人間環境学研究院教育学部門 教育社会計画学講座 助教

「大学法人化を契機とした組織変容の動態分析 -附置研究所・研究施設に焦点をあてて- 」

(写真は1人目の演者、道端さん。気象予報士の資格もお持ちとのこと!)

申請書を書き始めるまでに、その領域に関する論文をしっかり消化し、申請書を書くころには、研究計画がすぐに立てられるような状態になっておくことが重要である、というお話は非常に印象深かったです。

第2部 パネルディスカッション(16:40~)

「魅力的な申請書の書き方」

パネルディスカッションでは、①申請書をいつから書き始めたか、②申請書類作成で一番気を付けたことは、③自己PRで一番気を付けたことは、④申請書を誰に、何人にみてもらったか、⑤今後の研究への抱負は、以上の5点について、司会(中原)からの議題提供のもと、熱のこもった議論が行われました!

(決断科学の方でも活躍されている久保さんと教育学部で助教をされている金子さん)

4月から申請書を書き始めた方が多かったということ。それぞれに指導教員である研究室の教授を含め、友人同士でも申請書のチェックを綿密に行ったことなど、やはり申請書の作成にはもてるリソースを駆使し、準備には大変な熱量を込めて取り組んだというお話が印象的でした。

最後は、演者を囲み記念撮影。この度のQuriconも懇親会含め、盛会のうちに終わることができ、非常に有意義な時間となりました。