第22回Quricon(2016.4.9)
第22回Quricon(2016.4.9)
「学振。~採用者に学ぶ!学振(DC1&DC2)の取り方~」
○日時:2016.4.9(土)14:30~17:30
○場所:伊都図書館1Fラーニングコモンズ1
Quriconは4月恒例,学振特別研究員申請企画として,
特別研究員に採用されている3名の演者の方に来ていただきました!
特別研究員申請締切まで約1ヶ月ということもあり,大盛況!
第一部 発表会(14:40~15:40)
岡本 健太郎さん(数理学府数理学専攻 D2《DC2》)
「私と組み紐とzetaと」
素数と「ζ」(ゼータ)への愛があふれたご発表でした。
研究対象が大好きであることは,無敵ですね!
しかもこの日は素数日(280409)という奇跡!
田中 美彩都さん(人文科学府歴史空間論 D1《DC1》)
「朝鮮は儒教社会か?-家族制度から朝鮮社会を探る」
「創氏改名」,よく聞きなれているけれど実は研究が不足していたそうです。
知られているのに意外と研究されていない分野に光を当てることは,
すごく意義あることですね!
・里居 伸祐さん(システム生命科学府システム生命科学専攻 D1《DC1》)
「感覚器官の進化:テーマ選定から学振面接まで」
明らかにしたい目標が明確に定まっていて,
それに向かうために必要な研究を体系的に整理されている里居さんです!
「ロン毛でも面接は通ります!」と力説されました!
第二部 パネルディスカッション(16:00~16:50)
テーマ:「魅力的な申請書の書き方」
約50分にわたって,申請書執筆に取り組む心構えや書き方の作法などについて,
司会から&フロアからうかがいました!
いつから書き始めたか&誰にチェックしていただいたか,
そして,申請書の構成である
「これまでの研究状況」「これからの研究計画」「自己評価」に沿って,
気をつけたことはそれぞれ何か,
さらにこれから申請する方々へのメッセージなどなど,貴重なお話をしていただきました。
3名の演者の方はそれぞれ共通点や相違点があり,興味深かったです。
※17:00~17:30には,演者の方々に個別にお話できる機会を設けました。
※終了後,会場を移して懇親会を開催して,学振申請だけにとどまらない深い深い学術トークで盛り上がりました。
3名の演者の方々と一緒に,みんなで記念撮影!