著者 的川 泰宣
4.4 5つ星のうち 2 カスタマーレビュー
ダウンロード3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)Book的川 泰宣 - 内容紹介 アポロは決して宇宙飛行士だけが作り上げたものではない。技術者と飛行士と科学者の三者が紡いだ「三つのアポロ」だった。本書はそのように「アポロ」を語るささやかな試みである。閉塞感漂う現代世界が、20世紀最大の冒険から学ぶことは多い。汲めども尽きぬ歴史の泉を、一緒に掘りつづける同志が、若い世代から輩出してくれることを願っている。―― (「まえがき」より) 人類初の月面着陸から、今年の7月でちょうど50年を迎えます。アポロ計画は、宇宙飛行士はもちろんのこと、技術者や飛行管制官、政治家、科学者といった、さまざまな立場のたくさんの人びとの物語です。第二次大戦前夜からはじまり、アポロ計画の終了まで、人びとの情熱や専門知識や思惑が、ときに衝突しながら、最後には一丸となって、この未曽有の計画を実現させた様子が生き生きと描かれています。また、最終章では、著者自身の経験談も交えて、アポロ計画を振り返り、現代や未来へ繋がる意義を問いかけています。宇宙工学の専門家であり、すぐれた解説者でもある著者が書き下ろした、アポロ計画の全貌をひととおり知り、そこに参加した人びとの物語を目撃することのできる一冊です。 目次より(抜粋) ■第1章 助走―V-2とその争奪戦 「七人の侍とマーガレット」が綴ったアポロの物語 大戦はざまのロケット・ブーム 隠れ咄1 まるでアポロ?――ジュール・ヴェルヌ V-2の誕生 フォン・ブラウンのチーム、アメリカへ ■第2章 大統領の号砲――勇気ある決断 フルシチョフと米ソの衛星計画 NASAの設立とフォン・ブラウン ケネディ アポロ計画始動への道 隠れ咄2 アラン・シェパードの尿意 ■第3章 冒険者と匠の対立と接近――マーキュリー せめぎ合う技術者と飛行士 隠れ咄3 グレンを助けた「ヒューマン・コンピューター」キャサリン アポロの飛行計画をめぐって 悲しみを乗り越えて ■第4章 アポロへの美しい橋――ジェミニ 立ちはだかるソ連の「晴れのち雨」 ジェミニ、滑り出し好調 襲いかかる恐怖――ジェミニの仕上げの苦闘 隠れ咄4 「アポロ計画」の誕生日 ■第5章 慟哭からのスタート――苦悩するアポロ 二つの蹉跌――アポロ1号とソユーズ1号 「アポロ宇宙船」の姿 アポロ初期の試験飛行 隠れ咄5 コンピューターと 頼もしい巨人――サターン ■第6章 史上最高の遠征――冒険者、月へ行く 冒険者の月周回――アポロ8号 アポロ11号 アラームの裏側 隠れ咄6 「ちいさなおばさんたち」のコンピューター・メモリー マーガレットとアポロ ■第7章 嵐の中のアポロ――匠たちの格闘 舞台は回る――月面到達の後に来るもの 陽気な三人組――アポロ12号の愉快な旅 隠れ咄7 小さな一歩と大きな跳躍 奇跡の生還――アポロ13号 ■第8章 語り始める岩石――科学者たちのアポロ 月の石が話し始めた物語 科学者の願い 手をつないだ科学者と宇宙飛行士 アポロ最後のミッション 隠れ咄8 ジャック・シュミットの剽軽と本音 ■第9章 呼びかけるアポロ 追憶 政治のリーダーシップと三つのアポロ 人びとのアポロ アポロは呼びかける 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 的川/泰宣 1942年(昭和17年)2月23日、広島県呉市生まれ。1965年(昭和40年)東京大学卒業。1970年(昭和45年)東京大学大学院博士課程最後の年に、日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げに参加。以後、ハレー彗星探査、科学衛星計画、「はやぶさ」など、数々のロケット開発・衛星開発に携わる。東京大学宇宙航空研究所・宇宙科学研究所・宇宙航空研究開発機構(JAXA)を経て、JAXA名誉教授、はまぎんこども宇宙科学館館長。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 3つのアポロとは、科学者と技術者、飛行士であり、計画を推進したのは政治力であるということ。 アポロ計画は、第2次世界大戦のドイツによるロケット開発の延長として、当時のソ連と米国の冷戦の中で、両国の宇宙や月への進出競争が大きな背景となっている。ソ連ではフルシチョフ(1956)、米国ではアイゼンハワーがNASAを設立(1958)により、宇宙への進出競争がはじまり、ジョン・F・ケネディが1960年代末までに月への到達を宣言した。 ソ連はスプートニク、米国ではエクスプローラーにはじまりジェミニ計画、マーキュリー計画、アポロ計画と続く。両国のロケット技術を裏で支えたのが、フォン・ブラウンを始めとするドイツ出身技術者だった。 アポロ計画で月面着陸したのは11号,12号,14号,15号,16号,17号だった。はじめは月面着陸や宇宙飛行士の月面歩行そのものに焦点が当てられていたが、次第に月の岩石採取とその分析結果に目が向けられる。 アポロ計画は、はじめ政治主導で進めたれ、宇宙飛行士に人としてのロマンを見出して民衆の関心を煽り、その役割が終わる頃には人類の科学的知見の積み重ねの場へ収斂して行った。 そして今では無人探査機が石を持ち帰る時代となり、国際協力のもと宇宙開発が進められる時代となっている。 沼澤茂美等著の「月の素顔」も合わせて読むと、月への親近感がさらに深まるだろう。 以前ヒューストンに住んでいた。ジョンソン・スペースセンターがある。サターンロケットが横倒しだが見ることができる。これが本当に宇宙に打ち上げられたのか、人間のやったことにほとほと感心する。ぜひ観ることをお勧めする。ヒューストンは、管制機能と宇宙飛行士の訓練センターがある。野口さんや若田さんを何度か見かけたこともあるし、山崎さんの講演会を聞いたこともある。そう言うことで、非常に興味深く読んだ(スペース・シャトル世代ですけどね)。 さて、本書である。ロケット計画に対する並々ならぬ思いと実行力。それが、フォン・ブラウンだ。いくつもの困難を乗り越え、彼は自分の思いを達成した。これは、アポロの文字が入っているが、アポロに至るロケット計画も著されている。サターンロケットを背にした、ブラウンの写真がある。夢を叶えた男の姿を見ることができるだろう。 もう一人、アポロ計画成功の立役者は、マーガレット・ハミルトンだ。彼女の計算で確認されない限りロケットには乗らないとか、宇宙飛行士の操作ミスを盛り込んだプログラムを提案し拒否されたが、結果として、そのミスは起きた。そのミスを挽回するために、膨大なデータを確認するなどの活躍は特筆すべきだ。彼女なしでは、アポロ計画が大きく遅れたり、あるいは、多くの犠牲者が出たものと想像される。 本書では、宇宙計画に対する並々ならぬ想いの多くのエピソードが、隠れ咄などを始め、多く紹介されている。的川先生が当事者と飲み食いしながら聞いた話と想像できる。技術者とパイロットの確執、アポロ計画が月の女神アルテミス計画にならなかったことなども面白く読んだ。一つに気になったのは、「忖度」という言葉が何度かでてくるのだが、的川先生には、そんな言葉を使って欲しくなかったな、というところだ。※ボーマンという宇宙飛行士がアポロ8号に搭乗してるが、2001年宇宙の旅に同性の搭乗人物が出てくる。何か関係があるのか、ないのか気になった。 Tags:3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)PDFダウンロード3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)PDF3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)のePub3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)ダウンロード3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)オーディオブック3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)ダウンロードブック3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)発売日3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)試し読み3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)ネタバレ3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)amazon3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)download3つのアポロ-月面着陸を実現させた人びと- (B&Tブックス)kindle