2. 2021年度研究会
第101回(4月)研究会 -- 2021年4月27日 (火)
テーマ:宇宙から核融合まで(スパコンシミュレーションからトレーサビリティ)
日時・場所:2021年4月27日 (火) 13:00-, WebEXにて開催
オーガナイザー:藤島(広島大)、小林和(京都工繊大)、廣田(TEL)、川嶋(富士通セミ)
スコープ:BIG-SCIENCEにはスパコンによるシミュレーションが欠かせない。宇宙や核融合などの夢のある科学の講演を企画し、コンピュータや通信技術の基礎となる半導体の方向性を最前線で確認する。物理シミュレーションだけでなく、デジタルツインの視点からトレーサビリティの講演も予定している。
トピックス:
指導原理2. フロンティアを拓く異分野融合
指導原理4. 50年後の人類を豊かにする超集積システム
指導原理5. 産学連携
プログラム:
13:00-13:05 「はじめに」平本 俊郎(東京大学)
13:05-13:10 「本研究の開催の趣旨説明」オーガナイザ
13:10-13:50 「すばる望遠鏡用超広視野CCDカメラの開発」宮崎 聡(国立天文台)
13:50-14:30 「核融合分野のシミュレーション研究の進展」藤堂 泰(核融合科学研究所)
14:30-15:10 「NII医療ビッグデータ研究センターにおける医療画像診断AI開発」佐藤 真一(国立情報学研究所)
15:10-15:20 休憩
15:20-16:00 「民間宇宙ロケットに使われている組み込み技術」森岡 澄夫(インターステラテクノロジズ)
16:00-16:40 「SEMI Standards Traceability活動」秋元 敏和(SEMIスタンダード日本地区トレーサビリティ委員会)
16:40-16:50 休憩
16:50-17:40 「総合討論」ご講演者、オーガナイザ
17:40-17:45 「本研究会のまとめ」オーガナイザ
17:45 終了
参加登録は締め切りました
予稿集ダウンロードは終了しました
参加者内訳:学界委員15名、産業界委員9名、その他60名(計84名)
第102回(7月)研究会 -- 2021年7月7日 (水)
テーマ:脱炭素革命の半導体へのインパクト
日時・場所:2021年7月7日 (水) 13:00-17:35, WebEXにて開催
オーガナイザー:吉水(キオクシア)、尾関(ヌヴォトン)、高宮(東大)
スコープ:日本政府が「2050年の脱炭素社会」を宣言し、14の分野で具体的な目標を設定し、達成に向けてあらゆる政策手段を総動員することになった。この脱炭素革命は多くの産業に影響を及ぼすことが予想されるが、脱炭素社会の実現に向けての道のりは不透明である。そこで本研究会では脱炭素革命に向けての道のりを俯瞰すると共に、脱炭素革命の半導体へのインパクトについて考える場とする。
トピックス:
指導原理2. フロンティアを拓く異分野融合
指導原理3. 半導体技術目線から離れた半導体の将来アプリケーション
指導原理4. 50年後の人類を豊かにする超集積システム
プログラム:
13:00-13:05 「はじめに」 平本 俊郎(東京大学)
13:05-13:10 「本研究の開催の趣旨説明」 オーガナイザ
13:10-13:50 「グリーンイノベーション戦略の概要と課題」 山地 憲治(地球環境産業技術研究機構)
13:50-14:30 「エネルギー分野における半導体の活用について」 阪口 幸雄(クリーンエネルギー研究所)
14:30-15:00 「脱炭素に向けた事業会社による目標設定及び取組の潮流」 谷 優也(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)
15:00-15:10 休憩
15:10-15:40 「RE100からみた、脱炭素への世界的な動き」 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)事務局
15:40-16:20 「再生可能エネルギーが主力電源となる再生エネ4.0時代における蓄エネルギー技術」 古山 通久(信州大学)
16:20-17:00 「脱炭素革命における洋上風力発電の役割:世界と日本の最新動向」 石原 孟(東京大学)
17:00-17:30 「総合討論」 ご講演者、オーガナイザ
17:30-17:35 「本研究会のまとめ」 オーガナイザ
参加登録はこちら(登録締切:6/30(水)) -- 締め切りました
予稿集ダウンロードは終了しました
参加者内訳:学界委員15名、産業界委員5名、その他97名(計117名)
VLSI夏の学校 -- 2021年8月20日 (金)
テーマ:LSI技術者のための量子コンピューティング講座
日時・場所:2021年8月20日 (金) 9:00-17:50, WebEXにて開催
オーガナイザー:小林正(東大)、飯塚(東大)、谷口(阪大)
スコープ:グーグルが発表した「量子超越性の実証」の例に見られるように、着実に歩みを進めてきた量子コンピューティング技術が革新と飛躍の時代を迎えており大きな注目を集めている。その性能を引き出し商用化を進めるには、量子コンピューティングとLSI技術との接点が今後増々重要になると考えられる。本VLSI夏の学校では、量子コンピューティングの基礎から応用まで、基礎理論・量子ビットデバイス技術・回路設計・ソフトウェア・アーキテクチャについて最前線で活躍する講師陣によるチュートリアル講義を行う。量子コンピューティングに関心のあるLSI技術分野の若手技術者等とするが、「基本に戻る」(BTB: Back to Basic)ことを図る専門家も対象とする。
トピックス:
指導原理1. 基礎技術の創出とプラットフォームの進化
指導原理3. 半導体技術目線から離れた半導体の将来アプリケーション
プログラム:
09:00-09:05 「はじめに」 平本 俊郎(東京大学生産技術研究所)
09:05-09:15 「趣旨説明」 オーガナイザ
09:15-09:45 「量子コンピューティングとシリコン集積化技術」 森 貴洋(産業技術総合研究所)
09:45-11:05 「量子コンピューティングの基礎理論」 阿部 英介(理化学研究所)
11:05-11:15 休憩
11:15-12:35 「超伝導量子ビットと周辺回路技術」 田渕 豊(理化学研究所)
12:35-13:30 休憩
13:30-14:50 「シリコン量子ビットと周辺回路技術」 森 貴洋(産業技術総合研究所)、更田 裕司(産業技術総合研究所)
14:50-15:00 休憩
15:00-16:20 「量子コンピューティングソフトウェア」 湊 雄一郎(Blueqat)
16:20-16:30 休憩
16:30-17:50 「量子コンピュータアーキテクチャ」 永山 翔太(メルカリ)
参加登録はこちら(登録締切:8/13 (金)) -- 受付終了
予稿集ダウンロードはこちら -- 公開中(8/20 (金)に追加資料も公開しました)
参加者内訳:学界委員17名、産業界委員6名、その他174名(計197名)
第103回(10月)研究会 -- 2021年10月18日 (月)
テーマ:感染症検知解析デバイスとコネクティッドヘルスケア
日時・場所:2021年10月18日 (月) 13:00-16:50, WebEXにて開催
オーガナイザー:美濃谷(NTT)、新津(名古屋大)、川口(神戸大)
スコープ:天然痘、ペスト、インフルエンザ、AIDS、SARS、そして新型コロナウイルスと歴史的にパンデミックは繰り返し、しかもはそれらのパンデミックの間隔はシンギュラリティーの如く短くなっている。また新しい感染症によるパンデミックの発生が予想され、新しい感染症の検出・解析を広範囲で迅速に行う必要がある。本研究会では小型・迅速な感染症検出・解析デバイスの研究開発状況を議論する。また、新しい潮流であるコネクティッドヘルスケアについて紹介する。装着型ヘルスケア機器によるバイタルサインの収集法と得られたデータの処理・解析手法、ネットワークとデータによる病院や生命科学開発拠点への支援について考える。
トピックス:
指導原理1. 基礎技術の創出とプラットフォームの進化
指導原理2. フロンティアを拓く異分野融合
プログラム:
13:00-13:05 「はじめに」 平本俊郎(東京大学)
13:05-13:10 「本研究の開催の趣旨説明」 オーガナイザ
13:10-13:50 「感染症対策用迅速解析デバイス(仮題)」 一木 隆範(東京大学)
13:50-14:30 「AIナノポアを用いたウイルス検査法」 谷口 正輝(大阪大学)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:20 「新型コロナウイルスの世界最速デジタル検出技術」 渡邉 力也(理化学研究所)
15:20-16:00 「ヘルスケア分野DXを実現するサービス」 高橋 弘明(NTTデータ)
16:00-16:10 休憩
16:10-16:40 「総合討論」ご講演者、オーガナイザ
16:40-16:50 「本研究会のまとめ」オーガナイザ
参加登録はこちら(締切:10月11日(月)) -- 締め切りました
予稿集ダウンロードはこちら -- 公開中
参加者内訳:学界委員17名、産業界委員6名、その他43名(計66名)
International Symposium -- 16 Nov. (Tue), 2021
International Symposium on Semiconductor Technology Innovation for Next Distinguished Evolutional World
November 16 (Tue), 2021, 9:00-12:15, Online (WebEX)
Organizer
General Chair: Toshiro Hiramoto (University of Tokyo)
Program Co-Chair: Hitoshi Wakabayashi (Tokyo Institute of Technology), Yoshiki Yamaguchi (University of Tsukuba)
Scope
The semiconductor device technology innovations have to continue in the next decade because the future IoT infrastructure requires massive computation and network traffic and considering the long-term effects of COVID-19 and daily life after COVID-19. Thus, this symposium focuses on the current situation and future technology of semiconductor devices such as microfabrication, packaging, design methodology, architecture et al., and discusses these technologies.
Program (time zone: JST)
9:00-9:10 Opening Remarks
9:10-9:55 “An Overview of Device Innovations to Extend CMOS Scaling,” Tenko Yamashita (IBM Research)
9:55-10:40 “Advanced packaging solutions for high performance memory," Eiichi Nakano (Micron)
10:40-11:25 ”RISC-V, Open Silicon, and Security,” Shumpei Kawasaki (RISC-V Kyokai, General Incorporated Association / SH Consulting K.K)
11:25-12:10 ”AI chip and its applications,” Yoshihiro Horie (Xilinx)
12:10-12:15 Closing Remarks
Registration: CLOSED
Handout: HERE -- closed
参加者内訳:学界委員20名、産業界委員8名、その他35名(計63名)
第104回(3月)研究会 -- 2022年3月2日 (水)
テーマ:超集積エレクトロニクスが創る未来社会
日時・場所:2022年3月2日 (水) 13:00-18:00, ハイブリッド開催 (東大生産研での対面+WebEX配信)
対面開催場所:〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学 生産技術研究所 An棟3階大会議室
オーガナイザー:室山(東北工業大)、濱崎(広島工業大)、三宅(ソニーセミ コンダクタソリューションズ)
スコープ:学振165委員会としては最後の研究会にあたり、指導原理の刷新を行った。第165委員会が新たに定義した指導原理全体について議論するとともに、指導原理の一つ「超集積エレクトロニクスが創る未来社会」のテーマで具体的に超集積エレクトロニクスの可能性とそれによる豊かな未来社会について考え、今後の活動に繋げる場とする。
トピックス:
指導原理1:基礎技術の創出とプラットフォームの進化
指導原理2:フロンティアを拓く異分野融合
指導原理3:半導体技術目線から離れた半導体の将来アプリケーション
プログラム:
13:00-13:05 「はじめに」 平本俊郎(東京大学)
13:05-13:10 「本研究会の開催の趣旨説明」 オーガナイザ
13:10-14:00 「新しい指導原理」平本俊郎(東京大学)、WGリーダー
14:00-14:40 「予測不能の時代 データが明かす生き方、企業、そして幸せ」矢野和男(株式会社日立製作所)
14:40-14:50 休憩
14:50-15:30 「AI時代のコンピューティング:ハード・ソフトのCo-design」竹内健(東京大学)
15:30-16:10 「ロボットが社会インフラになる ~楽しく便利な街“ロボタウン”を推進する~」谷口恒(株式会社ZMP)
16:10-16:50 「165の上にも20年」小林和淑(京都工芸繊維大学)
16:50-17:00 休憩
17:00-17:50 「総合討論」ご講演者、若林整(東京工業大)
17:50-18:00 「本研究会のまとめ」オーガナイザ
参加登録はこちら -- 締め切りました
予稿集ダウンロードはこちら -- 公開しました (3/1 9:48差替)
参加者内訳:学界委員19名、産業界委員8名、その他40名(計67名)