毎年恒例の「研究体験実習」を開催しました。
これは、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている広島大学附属高校の生物好き生徒向けの企画です。
今年のテーマは
「ミミズはどうしてあんなに速く体を引っ込められるのか」
です。
三つの実験を行ないました。
引込み速度の計測をしています。大学院生の岡田君が指導しています。
活動電位の観察をしています。吉田がエラそうに指導しています。
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ミミズに刺激を与え、これに反応して引っ込む(ちぢむ)様子をハイスピードカメラで撮影し、その反応速度を計測する(10月4日)
ミミズの横断切片を作成し、素早い逃避行動を司る「巨大軸索」(ニューロン)を観察する(10月9日午前)
巨大軸索に発生する活動電位を記録し、活動電位が伝導する速さを計測する(10月9日午後)
トラブルに見舞われ、決して順調とは言えませんでしたが、興味を持って参加してもらえたようです。
詳しい内容については、広島大学付属高校の井上先生がホームページ上で報告しています。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/fsc/SSH1/2010SSH/p_sset5b.html#2010010041009
組織切片を作成しています。大学院生の中村くんが指導しています。