2010年11月19日に、広島大学附属中学校の生徒向けに、「コオロギの感覚と行動」というテーマで実験を行って来ました。
理科の井上先生による授業進行のもと、吉田と大学院生(岡田君、中村君)は、実験操作の指導を担当しました。
実験・観察は:
1)コオロギの脚に触ると、コオロギはどのように反応するか(行動観察)
2)コオロギの脚を実体顕微鏡で観察して、どこで刺激を受け取っているか考える(形態学的観察)
3)コオロギの脚にある感覚神経の活動を記録して、感覚毛への刺激と反応の関係を考える(生理学的観察)
という三部構成でした。
少し難しい実験操作もありましたが、みなさん積極的に参加していました。
吉田としては、コオロギの反応よりも生徒たちの反応のほうが楽しく、理科の楽しさを再認識しました。
<コオロギに触って、反応を確かめます>
<コオロギの感覚神経活動を記録します>
<生徒による実験のまとめです。実によく観察し、考えています。>