本日は、趣きを変えて「オブジェクト指向」についてお話をさせて下さい。
「オブジェクト指向」と言う言葉を聞いたことがありますか?
「オブジェクト指向」と言うのは基礎概念の一つです。
恐らく、これからプログラム等を記述する方にとって極めて重要な考え方となるはずです。
では解説をさせていただきます。
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チョット、ChatGPTに聞いてみましょう。
「ポリモーフィズム」については別途解説を致します。
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「継承」と「抽象化(カプセル化)」の違いについて考えてみましょう。
何故、違いがあるのでしょうか?
最終的にできてしまえば、違いなんて関係ないと考えることもできます。
例えば、AIに「ソフトを作ってくれ!」と命令すれば良いと考えられるかもしれません。
何故でしょうか?
考えた事ございますか?
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私なりの答えですが、人間が作る必要があるためです。
何故、人間が作る必要があるのか?
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最終的には人間が作る必要がある!
それは「抽象化」に集約されていると考えています。
「抽象化」の一番の特徴は「具体的な実装を隠す」、つまり「隠ぺい」です。
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AIは厳しいセキュリティーにより守られており、実質外部に情報が漏れることはありません。
しかし、そこには人が必ず介入します。
AI自体が厳重なセキュリティーに守られていても、人が人づてに話してしまえば終わりです。
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そこで、この「抽象化」が威力を発揮致します。
「継承」の力を借りて「関数を細かく分解(拡張)する」するのです。
多くの人(プログラマー)が、この細かく分解されたプログラムをご自分の力やAIの力を借りて作成致します。
各プログラマは、これが何を意味しているのか分かりません。
それはつまらないことだと考えます。
しかし、これが仕事だとすれば、やるしかないのです。
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何を作っているのか、それは分からない。。。
しかし、何を作っているかわからないため、重要な情報が漏れることはありません。
またAI自体も一括してプログラムを作成するわけではない。
ですので、AIがその情報を管理できない。
AIは何を作っているのか分からないわけです。
そのため、人づてに情報が漏れることはないと考えます。
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繰り返しますが、最終的には人がプログラムを作成・管理する必要があるのです。
しかも、できる限り多くのプログラマーが必要となるはずです。
何故なら、バラバラに分解された多くのコードを別々のプログラマーが作成する必要性があるためです!!
これには多くの人が必要となります。
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という訳で、ソフトウェアの作成に人が不要となることは、まだかなり先のお話となります。
これは技術的なお話とは少し異なります。
技術的にはソフトウェアの自動作成は可能だと考えています。
しかし、実社会では許されない場合も考えられます。
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私は「オープンソース」によるハード・ソフトウェアを考えています。
したがって、お話をしている内容とは異なると考えられるかもしれません。
しかし、それは場合によります。
何でもかんでも「ぱ~~ぱらぱ~~」に開けっぴろげにすることだけが良いことではないと考えます。
「開ける」べきところでは開ける。
「閉める」べきところでは閉める。
メリハリが大切です。
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お話が変わりますが、今世界各地で紛争が起きているようです。
相手が条件を出してくる。
その条件に従うか従わないか。
選択はそれだけではないと考えています。
「対話」と言う手段があると考えているのです。
ただ回答を返すだけではなく、相手に考えがあるように、こちら側の考え方もある。
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日本は数十年前のお話になりますが、戦争に負けています。
もう、どうしようもならないくらいの人が亡くなり、原爆を落とされ、何もかも破壊されました。
そして、無条件降伏です。
降伏したのです。
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しかし、これにより残りの多くの方々が助かった。
そして、助かった方々は耐えた。
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耐える。
今、全世界は注目しています。
ここで耐えることができたならば、世界は間違いなく耐えた人や国を尊敬する。
そして、尊敬する人や国を助けようとする。
尊敬する人にこぶしを挙げる人はいません!
こぶしを挙げる人がいるならば、尊敬する人たちはそれを止める。
今、全世界の方々は見守っています。
今は、見守ることしかできないかもしれません。
しかし、耐えることができた場合、それを無にしようとする人や国に対して黙っていることは出来ない!!
これだけは間違いない。
耐えることができ、尊敬を集めることができれば、この方々は味方となるのです。
今は小さな国かもしれません。
しかし、いずれそうではなくなる。
小さな国のままかもしれませんが、実質的に小さな国ではなくなるのです。
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周りの国々の方々のことも考える必要があります。
お互いに考えあう。
この時、小国でありながら真の大国となり得ると考えます。
相手のことを思いやり、ある時には自分が犠牲になるかもしれません。
しかし、ここで耐える。
今、世界は注目しています。
これができた時、周りの国々からだんだん世界にその意思が波及し、最終的に全世界は味方となり無敵となる。
ただし、無敵になったとしても、それに甘んじてはいけないと考えます。