大学院に入学して

大日方歩夢良

　上越に来てから、約1年が過ぎました。大学院の入学式の時，とても不安だったのを今でも覚えています。みんなと仲良くやっていけるか、授業についていけるのかと言う不安がありました。入学式が終わり、院生室に訪れると先輩たちが温かく私たち新入生を向かい入れてくれました。

　学部の時には、大学に自分たちの部屋と言うものが存在せず，院生室のように自分の机があることが、とても新鮮で勉強へのモチベーションが上がりました。空きコマでは、院生室で数学コースのM1全員で雑談したり、時間に余裕がある時はご飯を食べに行ったりしました。また、授業で分からなかった所や不安な所などは聞き合い、教え合いながら乗り越えることが出来ました。そして、先輩方からはご飯やカラオケに誘ってもらい楽しい時間を過ごすことが出来ました。そうした、恵まれた環境のおかげで、入学当初に抱いていた不安は徐々に消えていき、大学院生活ではとても充実した日々を送ることが出来ました。

　来年度から私たちはM2となり、後輩が入ってきます。頼れるような先輩になれるよう、残された時間に出来る事をして、来年の新入生を迎えたいです。