ひとりだけどひとりじゃない

光松修平

　家庭コースは、入学時は5名いましたが、M1,M2で入学者がおらずM3の私だけになってしまいました。そのため、他コースの人から「家庭コースって人いたんだ」と言われることもあるぐらい珍しくなっていました。

　家庭科は、人の生活に関わるあらゆる分野を学習します。それらを科学的に捉えていくことがおもしろさであり、家庭科の魅力であることに在学中に気づきました。家庭科の魅力を児童・生徒が感じ「家庭科っておもしろい、楽しい！」と言ってもらえることが実習をしていて何より嬉しい言葉でした。

　家庭コース1人で過ごした最後の1年。学部生だけでなく実習先の児童・生徒、先生と本当に多くの人と関わりながら過ごした楽しい1年でした。様々な人と関わりながら日々の暮らしを送っていることに感謝をし、それを伝えていける人でありたいと思います。

　ファッションの道から教職へと大きな転換をした3年間。多くの出会いと学びを得ることができたことに感謝申し上げます。