社会科のページ
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社会科教員を目指す上での「巡検」
山口翼
私たちの社会分野には、社会科教員としての視野を広げる一環として「巡検」という活動を行っています。巡検とは、実際その土地に訪れてその場所で学習を行うといったフィールドワークのことを言います。
昨年度は、プロフェッショナル課目で高田、妙高、糸魚川、十日町、黒部の5ヶ所、社会分野独自に高田と直江津の2ヶ所をそれぞれ訪れました。私が感じる巡検の最大の魅力は、実際その土地を訪れないと分からないスケール感やその土地に住んでいる方にお話などを聞くことによって教科書やガイドブックなどに載っていない生きた知識を手に入れることができることであると思います。これは、教員になってからも児童・生徒の校外学習などの企画などにとても役立つと思います。児童・生徒がまだ知らない地元の魅力を多面的に捉える機会となり実際校外学習先をどこにするか考える際に役立つと考えています。
今年度も、社会分野独自の巡検を企画し、まだまだ知らない近隣地域の地理的事象や歴史素材を追及していきたいと思っています。