美術科のページ
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大きな不安から大きな期待へ
栃内清花
私は、2024年4月に大学院へ進学し、教科教育・教科複合実践研究コース(芸術創造領域/美術分野)に所属しました。身近に大学院へ進学した人がおらず、初めての県外進学だったことから、不安と心配でいっぱいだったのを今でも覚えています。
しかし、実際の大学院生活は非常に楽しく、温かい先輩方や同期生と共にあっという間の1年間となりました。私が専門とする油彩画の他にも、放課後work shopヨリ・ミチや縄文学校など、幅広く美術教育の学びの機会をいただき、美術教員としての在り方や、来年度の方向性に対する考えが急激に深まったと感じています。特に、縄文学校をきっかけとした縄文文化との出会いは、私自身の作品制作にも大きな変化をもたらしました。現在は、今後の大学院生活を通して、教員としてだけでなく、一人の人間としても大きな成長が得られるのではないか、と期待感でいっぱいです。
上越教育大学大学院は、専門分野を深めるだけでなく、自分のやりたいことを見付けられる場でもあります。たくさんの出会いの下、新入生の皆さんの大学院生活が充実しますように。