学校経営・学校心理コースのページ
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大学院での学びとこれからの抱負
酒向 龍
大学院に進学し、自分が受けてきた指導をそのまま行えばよいという安易な考えと、こちら側からこういう働きかけをすれば子どもはこうなってくれるはずで、上手くいかないときには子どもの側に原因があるというような考え方を改めることができた。
実習では、生徒のやりたいこと、考えを否定せずに全面的に受け止めること、何げない小さな会話と、同じ時間を一緒になって共有することを意識して取り組んだ。児童生徒となるべく同じ視点に立ち、教師と児童生徒という被対称的な関係が強化されないように努めることは、児童生徒が安心して本音を語ることができる教員になるために必須であると強く感じた。そして、その語ってくれた本音は子どもの抱える様々な背景を知ることにもなり、その子どもに合った支援、サポートをすることにもつながることを学んだ。
これらの学びを通して、これからもリフレクションの時間を確保し、教育観が固定化されないように努め、子どもたちから信頼される教員になりたい。