発表時間7分,質疑応答時間3分.試問教員2名.例年7月中旬.
準備するもの:PowerPointのスライド,スライドを印刷した紙 (2018年度まではWordでアブストラクトも作成していた)
中間試問で伝えるべき大事な点は,①なぜその研究を行うのか,と,②その研究を実行できる見込みがあるか.
①先生に言われたから,先輩がやっているから,は理由にならない.大きな背景があって,何が課題で,それを解決するとどのような価値があるか.何がこれまで報告されていて,今回はどの部分に取り組むのか,先行研究とどこが違うか.など.
②これまでの結果があるか.準備が進んでいるか.ゴールが明確か(どこまでやるか).計画が練られているか(どこが簡単でどこが難しくて,うまくいかなかったらどうするか).(もちろん実際には中間試問後にゴールや計画が変わることもある.)
句読点は,「、」「。」でなく,カンマとピリオドを使用する.日本語の文章では全角の「,」「.」で,英語では半角の「,」「.」である.Microsoft IMEのデフォルト設定を変えておくべき(タスクバーのMicrosoft IMEで右クリック→プロパティ→詳細設定→全般タブの句読点).
PowerPointのページ設定を16:9でなく,4:3にする.表示>スライドマスターでスライドサイズを変更できる.デフォルトのフォントもスライドマスターで
必須ショートカット: [Ctrl]+[c], [Ctrl]+[v], [Ctrl]+[x], [Ctrl]+[z], [Ctrl]+[y],知らなかったらググる.
Wordの文章は明朝/セリフ系(和文:MS明朝など,英文:Times New Romanなど)とし,グラフ・図中の文字やPowerPoint?スライドはゴシック/サンセリフ系(和文:MSゴシック,メイリオ,游ゴシックなど,英文:Arial, Helvetica, Calibri, Segoe UIなど)とするのが基本である.少なくとも自分でルールを決めて統一させて書く.
ギリシャ文字(例えばμmのμとか)は全角のものではなく,記号の挿入でSymbolのものを使用.もしくは全角のμ記号を入力(まいくろで変換)し,それを選択してArialやTimesなど欧文フォントに変えるのでもよい.
μmを簡易的にumと表記するのはだめ.
温度の記号は「ど」で変換した全角の記号ではなく, Symbolの文字コード0176の丸と,普通の半角アルファベットのC.Wordの挿入→記号と特殊文字→Symbolから探すか,Alt+0176.
半角数字と半角の単位の間は半角スペースを入れる.(角度の記号の場合だけスペースなし?)
SiO2の2は下付き,sp3結合の3は上付きにする.フォントサイズを小さくするのではない.文字を選択して下記ショートカットでできる.
Wordの場合:下付きは[Ctrl]+[Shift]+[=],上付きは[Ctrl]+[Shift]+[;]
PowerPointの場合:下付きは[Ctrl]+[;],上付きは[Ctrl]+[Shift]+[;]
その他ショートカットキーを調べておくと便利.[Ctrl]+[B]で太字, [Ctrl]+[I]で斜体,[Ctrl]+[Shift]+[<]でフォントサイズ縮小,[Ctrl]+[Shift]+[>]で拡大など.
括弧は,和文なら全角の( )を使うのがよい.英文なら半角()を使用.半角括弧の外側と半角文字の間は半角スペースをいれる.
グラフにこだわる.プロット点のサイズ,形,色.軸のラベルや数字のフォントサイズ.X,Y軸の範囲.メモリの刻み.グラフ外枠の縦横比.など
Ngraph
SEMや光顕像などの元のスケールバーは小さくて見づらいことが多い.パワポで図形の長方形(枠線なし)とテキストボックスの数値を挿入してスケールバーとする.
画像処理は不正行為にならないように慎重に行うべきである.SEM像や光学像でコントラストや明るさを画像全体一様に調整するのは問題ない.白飛びさせてはならない.拡大縮小で像の縦横比を変えてはならない(図の右クリック→配置とサイズ→サイズで,縦横比を固定にチェックすべき).トリミングはよいが,都合の悪い部分を隠すのはだめ.
上付きは「 ^ 」,下付きは「 _ 」に続けて文字を入力.「 @ 」で上/下付き解除.「cm^-1@」で「ラマンシフトの単位」
「\xb0C」 で「℃」,「\xb5m」 で「μm」,「\%」で「%」
「%F{HelvI}I%F{Helv}_DS@ (A)」でIだけ斜体のドレイン電流
「%F{HelvI}E%F{Helv}^S@%X{-10}_11」でE^S_11
"\"はこのページでバックスラッシュとして表示されているがYen記号と読み替える
ナノチューブをはやす,触媒が死ぬ,ラマンをとる,のような口語的表現は使わない
あいまいな表現は避ける.「かなり増加した」などは伝わらない.可能な限り定量的にする.
〇「Si基板」,×「Si基盤」
モノづくりは「作製」で,形のない文章やプログラム等は「作成」