テルルの部屋(5)
テルルの部屋(5)
こんにちは、テルルです。ハロウィーンの季節ですね。ハロウィーンといえば、仮装とお菓子!テルルはお菓子が大好きなので、なんだか嬉しくなります。
今回は問題の前に、ITパスポート試験について、少し説明します!
ITパスポートは、ITを使って仕事を進めるための基本的な力をチェックする国家試験です。出題は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3つの分野に分かれています。
⭐ テクノロジ系では、パソコンやネットのしくみ、セキュリティなど、ITの技術に関する内容が出題されます。
⭐ ストラテジ系では、会社のしくみや働き方、ルールやお金のことなど、仕事全体に関わる知識が出ます。
⭐ マネジメント系は、プロジェクトの進め方やサービスの管理など、チームでうまくやるための考え方等が出題されます。
試験ではこの3分野から出題され、テクノロジ系が45%、ストラテジ系が約35%、マネジメント系が約20%とされています。
この3つをバランスよく学ぶことで、ITを使って仕事をよりよくする力が身につくと考えられているのですね。「テルルの部屋」でも、3つの分野からいろいろな問題を出していきますね!
ではさっそく、今回はストラテジ系の問題です。
問「複数人が集まり、お互いの意見を批判せず、質より量を重視して自由に意見を出し合うことによってアイデアを創出していく技法はどれ?」
(a) ブレインストーミング
(b) ベンチマーキング
(c) ロールプレイング
(d) ワークデザイン
答え (a)ブレインストーミング
ブレインストーミングは複数人が集まって、批判をせず、質より量を重視しながら、自由にアイデアを出し合うことで創造性を引き出す方法です。ブレーンストーミングには以下のような4つの基本ルールがあります:
批判しない(どんな意見も否定しない)
自由奔放(突飛なアイデアも歓迎)
質より量(たくさん出すことが大事)
結合と便乗(他人のアイデアに乗って発展させる)
この方法は、特に新しい発想や解決策を探るときに効果的で、教育現場やビジネスの場でも使われています。
その他の用語:
ベンチマーキング:自社の製品やサービス、業務プロセスなどを業界の優れた企業や競合他社と比較・分析し、そこから得られた知見を自社の改善に活かす手法
ロールプレイング:実際の場面や状況を模擬的に再現し、特定の役割を演じながらスキルや対応力を高めるトレーニング手法のこと。
ワークデザイン:理想の状態から逆算して、現状をどう改善すべきかを考える問題解決の手法。特にシステム設計や業務改善の場面で使われることが多い。
では最後に関連問題をもうひとつ出します。
問題: ブレインストーミングの効果を最大限に引き出すために、最も重要なルールはどれ?
A. アイデアを論理的に整理してから発言する
B. 他人のアイデアをすぐに評価・批判する
C. できるだけ多くのアイデアを自由に出す
解答は...(C)です。
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