ハイフレックス授業とは?
対面授業とオンライン授業(同時双方向型)を組み合わせた授業のことです。
本学では教室にハイフレックス機器(外付けカメラ、外付けマイクスピーカー)を設置しており、それらを活用することでハイフレックス授業を実現することができます。
対面受講の学生と遠隔受講の学生がコミュニケーションをとることも可能です。
ハイフレックス機器の使用方法や、画面共有の方法等ややわかりづらい部分があるので
ぜひ本ページやマニュアルを参考にしてみてください。
必要なもの(一例)
ハイフレックス機器
(以下のハイフレックス機器が必要)
ポート
(USBポートやHDMIポートが必要)
logicool PTZ PRO 2
(外付けカメラ)
YAMAHA YVC-1000
(外付けマイクスピーカー)
Jabra Speak510
logicool C920 PRO
教室に設置されているカメラ、マイクスピーカーは上記のいずれかとなります。それぞれ操作方法が異なりますので、事前にマニュアルを見ておくことをお勧めします。なお操作マニュアルは教室にファイルがありますので、活用してください。
上記機器をPCに接続するためには、それぞれUSBポートが必要です。例えば、外付けカメラ、YAMAHAマイクスピーカーを使用する場合は、USBポートが2つ必要です。教室モニターとつなげるためには別途HDMIポートが必要です。
ハイフレックス授業を行うためのステップ(一例)
同時双方向型授業で生徒に配布する資料・動画の配布場所を作成します。
ここでは、GoogleClassroomを使用します。(Webclassでも可能です。)
GoogleClassroomについては、コチラを参照してください。
GoogleClassroomでクラスを作成し、CampusSquare履修生データを使用し履修者を招待します。
履修生がクラスに参加すると、今後資料や動画の配布を行う場合に簡単に共有することが可能です。
また、GoogleClassroom上で課題~提出、採点まで行うことができます。
ハイフレックス授業で使用する資料(画面共有、スクリーン投影するPPT等)を準備します。
※Zoom上で画面共有を行いつつ、教室スクリーン上に画面共有と同じ画面を投影するのは少しコツが必要です。
詳しくはハイフレックス授業に関するマニュアル(ページ最下段)を参照してください
教室に設置されているハイフレックス機器は教室により一部異なります。
教室にもハイフレックス機器の操作マニュアルはありますが、
事前にハイフレックス授業に関するマニュアル(ページ最下段参照)を確認することをお勧め致します。
なおハイフレックス機器の接続には必要なUSBポートが備わっていることが必要です。
例えば、ハイフレックス機器(カメラ、マイクスピーカー)の接続にはUSBポートが最低2つ必要です。事前にご自身のPCのUSBポート数を確認し、必要に応じて拡張ハブを用意してください。
Zoomアカウントにログインし、Zoomミーティングをスケジュールします。
Zoomの基本操作、ハイフレックス授業実施にあたってのZoomの推奨設定はコチラ
ZoomミーティングID,パスコードはSTEP1で作成したクラスのうち、遠隔受講生のみメール等にて通知します。
Zoomを立ち上げて、教室に設置されたハイフレックス機器をPCに接続します。
Zoom上でカメラとマイク・スピーカーの設定を行うことで、カメラを通じて遠隔受講生は教室の様子を見ることができ、マイク・スピーカーを通じて対面受講生と遠隔受講生は音声のやり取りが可能となります。
また、教員のPCを教室モニターやスクリーンに接続することで、対面受講生は遠隔受講生の様子を見ることが可能となります。
実例紹介
■前提
#少人数制の演習型授業 #対面と遠隔受講生のやり取りが多い #対面受講生が遠隔受講生の顔を見ることができるように
資料や動画の配布や、課題の提出・回収を効率的に管理するためGoogleClassroomのクラスを作成し、履修者を招待した。
履修者の招待は、CampusSquareから履修者データをダウンロードして、作成したクラスの「メンバー」タブより招待した。
PowerPointで資料を作成し、Google Classroomにて配布した。
ハイフレックス授業当日も、このPowerPointをZoomで画面共有しながら、教室スクリーンに投影して対面受講生と遠隔受講生が同じ資料が見ることができるようにする。
ハイフレックス機器についてのマニュアルを本サイトより確認した。
自分のPCには必要なUSBポート数とHDMIポートが足りなかったため、USBポートとHDMIポートを増設するハブを持参することにした。
■ミーティングの作成
Zoomミーティングは定期的なミーティングとして設定。
定期的なミーティングに設定することで、授業のたびにID,パスコードが変わってしまうことを防いだ。
■学生への通知
ハイフレックス授業を受ける学生は少数であったため、GoogleClassroomのメール機能を使用し、
該当学生のみにZoomミーティング情報を送付した。
授業当日、持参したUSBポートおよびHDMIケーブル拡張ハブを使い、外付けカメラ、外付けマイクスピーカーをUSB接続し、教室モニターとHDMI接続をした。またZoomを立ち上げた。
外付けカメラ、外付けマイクスピーカー、教室モニターを使うことで対面受講生と遠隔受講生の映像と音声を繋げ、学生同士のプレゼンテーションを行った。対面受講生が発言する時は、他の学生に外付けカメラ操作をお願いし、遠隔受講生が発表者の顔が見えるように操作してもらった。
講義を行う際は、教室スクリーンに授業資料(PowerPoint)を投影し、Zoom上に画面共有で授業資料を表示した。
これにより対面受講生と遠隔受講生は同じ資料を見ることが可能になった。
ワンポイント
✔ 教室モニターを併用することで対面受講生は遠隔受講生の顔を見ることが可能
✔ 学生が教室内で教員とは別にZoomを使用する場合はマイク・スピーカーをOFFにするとハウリングを防ぐことが可能。(教室内の音は外付けマイクで収音される)
✔ Macの場合はUSBポートやHDMIポートに対応していないため、事前に変換コネクタが必要
✔ Zoomの画面共有と同じ資料を教室スクリーンに投影するには少しコツが必要なので、事前にマニュアルで確認しておくとよい
※マニュアルの閲覧には東京女子大学cisアカウントによるログインが必要です。
cisアカウントをお持ちでない方(職員等)で閲覧をご希望の方はCTL(ctl@gr.twcu.acjp)までご連絡ください。
~ハイフレックス授業が初めての方へ~
~教室、機器の雰囲気を知りたい方へ~
~少しコツがあります~
~YAMAHAマイクスピーカー編~
~PTZ Pro2編~
~JabraマイクスピーカーおよびC920 Pro編~
CTLには教室と同じハイフレックス機器やモニターを用意しています。
CTLにお越しいただければ、授業を行う前に
ハイフレックス授業のリハーサルをすることができます。
CTLスタッフがサポートいたしますので、ぜひお越しください。
詳しくはコチラをご確認ください。
関連マニュアル
・学内Wi-Fi接続方法
(注:使用にはPC本体の事前設定が必要です)
・本学Zoomアカウントについて
・初期設定、基本操作
・基本操作、授業での活用方法