問「値の小さな数や大きな数を分かりやすく表現するために、接頭語が用いられる。例えば、10-3と103を表すのに、それぞれ”m”, と“k”が用いられる。10-9と109を表すのに用いられる接頭語はどれか?」
(a) n とG
(b) n とM
(c) pとG
(d) pとM
答え (a) n と G
10⁻⁹(0.000000001)を表す接頭語は 「n(ナノ)」、
10⁹(1,000,000,000)を表す接頭語は 「G(ギガ)」 です。
情報の分野では、データ量や処理速度などが非常に大きな数になるため、SI接頭語(国際単位系の接頭語)が頻繁に使われます。これは、桁数の多い数値を簡潔に表現し、理解しやすくするための工夫です。
よく出てくる大きな接頭語を以下に挙げておきます。
「M(メガ)」は 10⁶、つまり100万を意味します。
「G(ギガ)」は10⁹、つまり10億を表します。
「T(テラ)」は 10¹²、つまり1兆です。
「P(ペタ)」は10¹⁵、千兆を意味します。
「E(エクサ)」は10¹⁸、百京という非常に大きな数を表します。
では、最後にもうひとつ問題を出しますね。
「国際単位系(SI)接頭語の記述のうち、適切なものはどれ?」
(a) Gの10の6乗倍はTである。
(b) Mの10の3乗倍はGである。
(c) Mの10の6乗倍はGである。
(d) Tの10の3乗倍はGである。
答えは…(b)です!