受検希望者は以下の「受検申込サイト」から申込みしてください。
特殊無線技士とは、電波法令で定める無線従事者資格のひとつで、陸上・海上に開設する「業務」無線局に従事するために必要な資格です。
従事する無線局の規模(使用周波数帯・空中線電力等)により必要な資格が異なりますが、主にテレビの中継局、携帯電話の基地局、コミュニティ放送局、VSATシステム、気象レーダー、防災行政無線、警察無線、消防無線、鉄道無線、タクシー無線等で活躍する資格です。また、近年注目を集めている、空撮や測量等で活躍している業務用ドローンに必要な資格も、この陸上特殊無線技士となります。
<業務範囲>
2級
コミュニティ放送局、VSAT小規模地球局、防災行政無線、警察の速度取締レーダー、気象レーダー、ハイウェイラジオ局、公共事業の無線局等、幅広い業務で活躍することができます。もちろん、第三級陸上特殊無線技士資格で活躍できる業務(ドローンも!)にも従事することができます!
3級
警察無線・消防無線・鉄道無線・タクシー無線等の基地局、MCA無線の制御局、陸上移動局、携帯局、そして業務用ドローン等、幅広い業務で活躍することができます。
海上無線従事者の資格は、海上関係の無線局の無線設備の操作を行うためのもので、小型船に搭載できるレーダーや無線機の操作ができます。大型ヨット、小型の船舶及び漁船、モーターボート等が対照です。例えば、マリーナから沖合10km以上離れた海域では第2級海上特殊無線技士の資格が必要となります。
<業務範囲>
2級
海岸局及び船舶局の次の無線設備の国内通信のための操作
ア)1605kHz~4,000kHzの電波を使用する空中線電力10W以下のもの
イ)25,010kHz以上の電波を使用する空中線電力50W以下のもの
海岸局及び船舶局のレーダーの操作
3級
船舶局の次の無線設備の国内通信のための操作
ア)25,010kHz以上の電波を使用する空中線電力5W以下の無線電話
船舶局の5kW以下のレーダーの操作
CBT(Computer Based Testing)の略で、コンピュータを使用して実施する試験方式のことです。受験者は画面に表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。
CBT方式による試験を行う種別
第二級、第三級 特殊無線技士
CBT四肢択一式24問60分(電波法規12問、無線工学12問)
試験実施日
通年実施(年末年始を除く)
申請方法
通年で申請受付
試験会場
テストセンターより確認できます。
<受検手数料・ジュニアマイスター得点>
2級:5,600円(4点)
3級:5,600円(1点)
<受検科目>
法規
無線工学
※過去問題はロイロノートにあります。
「ロイロノート」「資料箱」「学校共有」「システム検定試験」内のアマチュア無線3級の過去問題で対応できます。