無線従事者 申込
【国家資格】
CBT方式 申込期限:随時
CBT方式(コンピュータ方式)
CBT(Computer Based Testing)の略で、コンピュータを使用して実施する試験方式のことです。受験者は画面に表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。
アマチュア無線技士
アマチュア無線は、趣味で行われる無線通信で、電波が届く範囲であればお互いに知らない人同士であっても「年齢・性別・職業・国籍」を越えて自由に交信できるコミュニケーションツールです。電波の自動中継局を使用し、遠く離れた仲間と広範囲で安定した交信(レピータ交信)を楽しんだり、はるか遠くは南極や国際宇宙ステーションの宇宙飛行士との交信や、近年ではドローンでの空撮(FPV)などにも利用されています。
国家資格である「アマチュア無線技士」の資格には、入門者向けの第四級及び第三級アマチュア無線技士の他、上級者向けの第二級及び第一級アマチュア無線技士があります。
<試験範囲>
第三級
無線工学
無線設備の理論、構造及び機能の初歩
空中線系等の理論、構造及び機能の初歩
無線設備及び空中線系等のための測定機器の理論、構造及び機能の初歩
無線設備及び空中線系並びに無線設備及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用の初歩
法規
電波法及びこれに基づく命令の簡略な概要(モールス符号の理解を含む)
通信憲章、通信条約及び無線通信規則の簡略な概要
第四級
無線工学
無線設備の理論、構造及び機能の初歩
空中線系等の理論、構造及び機能の初歩
無線設備及び空中線系の保守及び運用の初歩
法規
電波法及びこれに基づく命令の簡略な概要
<試験種別>
第三級アマチュア無線技士
第四級アマチュア無線技士
<出題形式>
第三級アマチュア無線技士
CBT四肢択一式30問70分
電波法規16問、無線工学14問
第四級アマチュア無線技士
CBT四肢択一式24問60分
電波法規12問、無線工学12問
<受検手数料・ジュニアマイスター得点>
第三級:5,400円(2点)
第四級:5,100円(1点)
<科目別合格基準>
第三級アマチュア無線技士
法規:11問以上/16問、工学:9問以上/14問
第四級アマチュア無線技士
工学・法規とも:8問以上/12問
陸上特殊無線技士
従事する無線局の規模(使用周波数帯・空中線電力等)により必要な資格が異なりますが、主にテレビの中継局、携帯電話の基地局、コミュニティ放送局、VSATシステム、気象レーダー、防災行政無線、警察無線、消防無線、鉄道無線、タクシー無線等で活躍する資格です。また、近年注目を集めている、空撮や測量等で活躍している業務用ドローンに必要な資格も、この陸上特殊無線技士となります。
<業務範囲>
2級
コミュニティ放送局、VSAT小規模地球局、防災行政無線、警察の速度取締レーダー、気象レーダー、ハイウェイラジオ局、公共事業の無線局等、幅広い業務で活躍することができます。もちろん、第三級陸上特殊無線技士資格で活躍できる業務(ドローンも!)にも従事することができます!
3級
警察無線・消防無線・鉄道無線・タクシー無線等の基地局、MCA無線の制御局、陸上移動局、携帯局、そして業務用ドローン等、幅広い業務で活躍することができます。
海上特殊無線技士
海上無線従事者の資格は、海上関係の無線局の無線設備の操作を行うためのもので、小型船に搭載できるレーダーや無線機の操作ができます。大型ヨット、小型の船舶及び漁船、モーターボート等が対照です。例えば、マリーナから沖合10km以上離れた海域では第2級海上特殊無線技士の資格が必要となります。
<業務範囲>
2級
海岸局及び船舶局の次の無線設備の国内通信のための操作
ア)1605kHz~4,000kHzの電波を使用する空中線電力10W以下のもの
イ)25,010kHz以上の電波を使用する空中線電力50W以下のもの
海岸局及び船舶局のレーダーの操作
3級
船舶局の次の無線設備の国内通信のための操作
ア)25,010kHz以上の電波を使用する空中線電力5W以下の無線電話
船舶局の5kW以下のレーダーの操作
CBT方式による試験を行う種別
第二級、第三級 特殊無線技士
CBT四肢択一式24問60分(電波法規12問、無線工学12問)
試験実施日
通年実施(年末年始を除く)
申請方法
通年で申請受付
試験会場
テストセンターより確認できます。
<受検手数料・ジュニアマイスター得点>
2級:5,600円(4点)
3級:5,600円(1点)
<受検科目>
法規
無線工学
※過去問題はロイロノートにあります。
「ロイロノート」「資料箱」「学校共有」「システム検定試験」内に過去問題が入っています。