受検希望者は以下の「受検申込サイト」から申込みしてください。
「建築CAD検定試験」は、文字通り建築用図面を「CAD」を使って描く技量を測るもので、1993年に誕生した日本初の建築CADの資格試験です。
試験は、自らの建築知識をもとに与えられた条件のもと、建築一般図を作成する実力を測る、あるいは与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレースする技能を測るなど、CADの知識のみでなく真の実務能力が問われます。
<試験日時>
1月16日(金)
<試験会場>
本校
<受検手数料>
4級:3,500円
3級:11,000円
<ジュニアマイスター得点>
4級(2点)
3級(4点)
<検定内容>
4級
※4級は高校による団体受験のみ実施
与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレース(模写)する実力を備えているかを問う。試験は実技試験で建築図面の要素を取り出して作成した参考図をもとに、完成図と同じ図面を一定時間内に完成させる。 なお作成する図面は下記の例に示す3面で難易度は3級検定試験より低い。
柱・壁・間仕切壁(S=1/100)
通り芯・寸法・通り芯記号 (S=1/100)
壁と窓(S=1/30) など
4級は『実社会で求められるCADトレース技術者』と設定しています。能力としては設計者から図面の「詳細な指示」が与えられればCADシステムで建築図面を正確に描ける人材であるかを判定します。試験問題の各課題図面で示される「参考図」がここでいう「設計者からの詳細な指示」に相当します。
試験ではCADの初歩的な能力が要求され、与えられた課題図面の作図方法を理解すると同時に、それを正確に描くために最低限必要とされるCADの操作能力を持ち備えているかが試されます。
3級
与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレース(模写)する実力を備えているかを問う。試験は実技試験で建築図面の要素を取り出して作成した参考図をもとに、完成図と同じ図面を一定時間内に完成させる。なお作成する図面は下記の例に示す4面である。
階段平面図 (S=1/30)
通り芯・寸法・通り芯記号 (S=1/100)
柱・壁・間仕切壁(S=1/100)
壁と窓(S=1/30) など
3級は建築CAD検定試験の基礎となる中心的な級で、その能力は『実社会で求められるCADトレース技術者』と設定しています。試験では、設計者から図面の「詳細な指示」が与えられれば、CADシステムで建築図面を正確に描ける人材であるかを判定します。試験問題の各課題図面で示される「参考図」がここでいう「設計者からの詳細な指示」に相当します。
試験ではCADの基礎的な能力、すなわち実社会で建築図面を描くにあたり必ず要求されコマンドの操作能力を試します。そして試験問題もその基礎的な操作を理解していないと完成できないよう様々な形状で作られています。与えられた課題図面に対して作図方法を瞬時に判断する能力と同時に、それを正確に描くための十分なCADの操作能力を持ち備えているかが試されます。