宮内 健さん[2014年3月~8月]

私の放送大学(喜寿に思うこと) 発達と教育 宮内 健

2014/03/09 16:34 に 山口文夫 が投稿 [ 2014/03/09 16:49 に更新しました ]

私は1937年生まれ、1997年8月に60歳定年で42年間のエンジニアとしての勤務を無事終了した。中学卒業後、昭和28年に28倍の倍率の企業内学校の入学試験に合格し、3年間寮生活をした。同期の仲間とは退職後の今でも海外旅行<韓国3回、中国、台湾、ハワイ>等、放送大学の春休みの3月に計画の便宜を図って貰っている。1.放送大学入学の動機

退職して人生のやり残したものは何かを考えた時、①大学卒の学歴、②自分史の作成、③家系譜の作成の3つを揚げた。大学入学は大検(大学入学資格検定試験)により資格を獲得することとした。若いときに挑んだ大検で4科目、即ち、家庭科・日本史・世界史・地理(いずれも必修科目)の文系の科目が未修得で残っていることが文部省記録で判明した。県庁22Fの生涯学習課の指導により、大検に合格し、そのとき大学受験に関し、放送大学を紹介された。即、生涯学習のために放送大学と決めた。コース選択については企業内での仕事(設計、開発、品証)と関係のない「発達と教育(心理学と教育学)」を選んだ。

特に印象に残る履修科目は計量心理学、ユング心理学で、難解な講座と記憶している。

②自分史の作成、③家系譜の作成は喜寿の齢を考え断念することにした。

2.サークル活動の思い出

(1)「ふるさと探勝会」

葛貫さん、堂本さん、吉村さんの歴代会長には各地の史跡巡り等で楽しみを共有できたことを感謝している。

(2)「ゴルフサークル」

石川さん、竹内さんその他有志でサークルを立上げし、本部から茨城SCで3番目のサークルとして認可され た。H19年度から女子会員を交えてゴルフのプレーを楽しんでいる。ゴルフは運動力学と心理学を融合させたスポー

ツで、特にマナーを重視して、自分で計画し結果を得ることで、生涯プレーができる。

(3)「パソコンサークル」

パソコンの重要性は十分承知しているが、小生ITオンチで未だ大成なく会費会員として学習している。

(4)各種行事への参加

学園祭、ボーリング大会、研修旅行などの行事には積極的に参加している。特に印象に残っているものに、「高橋 和夫先生の国際政治論」と「三輪五十二先生の天心の六角堂復興」の講演を聴講し、講演会後の懇親・親睦会での 美酒の楽しかったことは忘れえぬ財産である。

3.「発達と教育」コースで得たもの

心理学では人間は精神的には弱いもの、いろいろな生き方、百人寄れば百通りの意見がある、したがって、人の嫌がることに触れない、思いやりと人格を尊重することである。

次コースは「社会と産業」で、喜寿 → 傘寿 → 白寿と一生涯、放大生として頑張る所存、黄泉の国は早すぎる!!