統合型ではGoogle ClassroomをベースにGoogle Meetでライブ型授業を実現し、授業を録画してオンデマンド型授業を実現します。
統合型におけるそれぞれのサービスの役割は以下の通りです。
Google Classroom : 受講生の名簿管理、講義毎での課題管理、事前資料や追加資料のアップロード、動画のアップロード
Google Meet : リアルタイムでの学生参加型ライブ授業 (授業の様子は同時録画し、Classroomへアップロード可)
詳しい説明は「ツールの使い方」にある各種ツールのページを参考にしてください。
まずはGoogle Classroomの準備を行います。 (*詳しくは「ツールの使い方」から「Google Classroom」参照)
講義初回の前に各教員は講義毎にGoogle Classroom上にクラスを作成してください。
(クラス毎に自動的にクラスコードが作成されます)
クラスコードを学生に周知してください。周知の方法はメール、掲示版など従来型の方法で行います。学生はPC, Mac, スマホ, タブレットを利用し、クラスコードに対応したクラスに入ります。
次にGoogle Meetの利用環境を確認します。
Meetは学生参加型ライブ授業で使用しますので、マイク、カメラが不可欠となります。通常ノートPC, タブレット, スマホといったモバイル端末にはマイク、カメラ共に内蔵されていますが、事前に動作チェックをされると良いと思います。
Meetの準備 (*ライブ型にも同様に記述あり, 詳しくは「ツールの使い方」から「Google Meet」参照)
メールアドレスの入った履修者名簿を用意しておくか、Classroomでクラスを作成し、学生に登録してもらいます。
Classroomを用いる場合は下記の設定をしておくと便利です。
クラスの「設定」で「Meetのリンクを作成」で「生徒に表示」を入れておいてください。
クラスの中にMeetへのリンクが表示されます。
参加ボタンを押して、学生のメールアドレスか名前を入力します。履修者名簿をコピペするとよいでしょう。Classroomを使っている場合はMeetのボタンを押すだけです。
Zoomのように会議のURLをメールで送ることもできます。
Classroomに当日配付資料のアップロード
時間指定でアップロードされるので、事前に設定可能 (日付に注意!)
資料のアップロードは下図“資料”より行う (タイトルは第1回講義資料など)
Classroom経由でMeetに接続
学生にはクラスルーム上のリンクを踏んで貰うだけなので事前アナウンス無しでも入室可
(yamanashi-ken.ac.jpに紐付けられたアカウントかつ事前にClassroomに登録のある学生のみが参加するためZoomで要求されるようなパスワードや毎回のリンクは必要なし)
Meet上で学生参加型ライブ授業
Meet上の録画機能を使用する事でライブ授業を受講していない学生が後日閲覧する事も可能
(録画した動画は自動的にアカウントに紐付いたGoogle Drive上に保存されるので、Classroomへのアップロードも容易)
より高度なMeetの使い方は下記リンク参照
https://teachercenter.withgoogle.com/first-day-trainings/welcome-to-google-hangouts-meet
Classroomにて講義毎の出席確認と課題の提示
ミニッツペーパーによる出席確認には下図”質問”より行う。(提出期限を10分後の時間などに指定すると良い)
講義内容に応じた課題は下図”課題”より提示。
(課題の提出期限は日付+時間で指定可能。提出遅刻者には"期限後の提出"と表示される)
*課題と質問の違い:
課題はファイルの提出を採点、質問はコメントを採点
採点に使用する点数は任意に設定出来るので課題は10点満点, 質問は2点満点などと使い分けると採点が楽
Classroom上での学生との質疑応答と課題の添削
補足2参照
(採点結果は一括してGoogleスプレッドシートに書き出し、Excel形式でダウンロード可能)
より高度な採点の仕方は下記リンク参照
https://support.google.com/edu/classroom/answer/9184995?hl=ja&authuser=0
サンプルで作成したクラスルームがあります。
クラスコード「x6hss73」でクラスに参加してみてください。
ClassroomアプリはiOS, Android共にアプリストアで無料で公開されています。県大のメールアドレスがgmailに登録されている端末でアプリをインストールし、ログインすると自動的にクラスが反映されていますので、インストールを推奨します。
初回にMeetに参加出来る様に設定する必要があります
出席確認にミニッツペーパーではなく、クイズを用いる場合はテスト付きの課題を使用
自動的にgoogle formによるアンケートが埋め込まれています
クイズ形式で授業への参加確認が出来ます
成績評価を行う時は成績を一括ダウンロードが可能
任意の回を開いて書き出しすると全ての課題、質問の成績が書き出される
学生情報は姓名、メールアドレス、そして成績