moodleは多様な学習活動をオンラインで行うことができます。
機能が充実しているので、最初は限かれた機能から利用し、徐々に使える機能を増やしていくのがよいと思います。
比較的多くの大学で用いられており各種情報も得ることができます。
moodle上にコースを作成してもらいます。履修登録者名簿と一緒に飯田学務課に依頼してください。業者さんが登録してくれます。
ログインして、自分のコースをクリックします。「編集モードの開始」と書かれたボタンがあるので、それを押します。
編集モードになったら必要なモジュールやファイルをセクションの中にドラッグして使えるようにします。
いつも授業の最後に課題モジュールを作り、そこに課題を書いてもらっています。
上記の「本日の課題」が課題モジュールです。
「ページ」モジュールを設置します。
ページモジュールはwebページを作成するイメージです。文書や画像を入れることができます。
ページモジュールの中にリンクを作成するとYouTubeにアップロードしたファイルを再生させることもできます。
課題の入っているファイルを設置します。
上記の例だと「サンプルレポート」が該当します。wordで作成したファイルを設置できます。学生はダウンロードしてその内容を見ることができます。ファイルは動画や画像等でも大丈夫ですが、利用者のPCで見られる必要があります。
zoomで録画した動画を設置できます。ただし、時間が長いとファイルサイズが大きくなるので、10分以下の短い時間のものがよいでしょう。
「フォーラム」モジュールを設置します。
フォーラムは最初にコースを作成したときに、デフォルトで作成されていますが、各週にも入れることができます。フォーラムは掲示板として活用でき、参加者は誰でも書き込むことができます。書き込んだ記事はメールで参加者にも配信されます。
「チャット」モジュールを設置します。
チャットは参加者がリアルタイムで意見交換を行うことができます。
「ワークショップ」モジュールを設置します。
ワークショップは参加者が提出した課題を相互評価(ピアレビュー)するためのモジュールです。参加者は観点に従って友達の課題を評価することができます。私はレポート提出前のブラッシュアップに活用しています。学生は評価者の目で自分のレポートを見直すことができます。
「データベース」モジュールを設置します。
データベースには、学生が調査したことなどを記入することができます。記入されたデータはデータベースとして保存でき、他の学生がその結果を見ることができます。学生に違ったテーマで調査を行わせて、データベースに登録してもらい、その結果を相互に見て、レポートを作成するようなことができます。
クラスの左側にナビゲーション(目次)があり、その中に「参加者」というリンクがあります。「参加者」をクリックし、メッセージを送りたい人の名前をクリックします。「メッセージを送信する」ボタンを押すと、メッセージを書き込むことができます。送られたメッセージはmoodleの中で読むこともできますし、メールでも送られます。
「課題」モジュールで「本日の課題」を出しますが、その中に質問も書いてもらっています。その質問に対する回答をまとめて作成し、次の時間の最初に「前回の授業より」ということで質問への回答をしています。
「課題」モジュールで毎回の授業の最後に簡単な課題をインラインで書き込んでもらっています。
「課題」モジュールでレポートの提出をしてもらいます。
レポートの採点方法は一般的な評点(点数をつける)と観点別の点数とルーブリックによる評点等があります。
慣れてくるとルーブリックが便利です。
ここに紹介した以外にも「小テスト」「レッスン」のようなモジュールがあります。これらを活用するとできるだけ人手を介さないE-Learning教材を作成することができます。